24時間手に入る! 高松市国分寺町にどら焼きの自動販売機

自動販売機ブームが止まらない。創業約50年の和菓子店「森上屋」(高松市国分寺町新居407-6)は、店舗の前にどら焼きの自動販売機を設置。6月23日からは、新たにどら焼きアイスの自動販売機を設置した。

前日に炊いて冷ました小豆あんを、その日に焼いた皮にたっぷりと詰めて出すどら焼きは同店の看板商品。きめ細かく、しっとりとした皮の食感にもこだわっている。

店内では210円から販売しているが、自動販売機では10円引きで販売。「店で買って頂くときはおまけの菓子を付けているが、自動販売機ではおまけが付けられないので」と鴨 秀和店長は笑う。

プレーンのどら焼き(200円)に加え、黄桃(260円)、チョコ(240円)、マロン(260円)、コーヒー(220円)と多彩なフレーバーをラインナップ。店の営業中は随時商品を追加しているが、閉店から翌朝の開店までの間に40個ほど売れることもあるという。

「お店の定休日に来て、どら焼きを買えず残念がるお客さんが多かった。自動販売機なら24時間、無休でどら焼きを買って頂けるので、お客さんにとってもお店にとってもプラスになる。店は入店制限で3名までしか入れないが、自動販売機があることで混雑緩和にもつながっている」

反響の大きさを受け、新たに追加されたどら焼きアイスの自動販売機は抹茶マンゴーほうじ茶(各230円)の3種類。一押しは、抹茶アイスクリームとつぶあんが絶対的な相性の良さを見せる「抹茶」だ。

冷凍商品はプラスチックのトレーに載せて包装した上で、さらにパックで梱包するスタイル。店内価格よりも値段は上がるが、これからの季節にぴったりな冷たいおやつを、手軽に購入できるのが嬉しい。

「どら焼きアイスは、今後チョコやストロベリーなど種類を増やす予定。どちらの自動販売機も、通年で稼働させるので気軽に利用して頂きたい」。

店舗の営業時間は8時〜17時(日・月曜、祝日は13時まで)。火曜定休。自動販売機は24時間営業、無休。

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