学習塾・学童クラブ・各種教室を運営するネクストベーシック・アカデミー(香川県三木町鹿伏338-14 渡瀬将基学長)は9月頃を目処に、三木町に新コンセプトの2校目を開校します。
昼はカフェ、夕方は無料自習室、夜は食堂と3つの顔を持つ施設を予定しています。
新設校のコンセプトは「教育と生活(子育て)の融合」。
5月末に閉業したカフェを居抜きで買い取り、カフェの空間を生かして改装。無料自習室は高校生向けですが、食堂は誰でも利用できます。
時期を見て週末はフリーマーケットを開催し、地域の交流が生まれる新たな場の創出を目指しています。
場所はことでん長尾線・学園通り駅の南隣です。アクセスにも便利ですね。
「カフェ事業は初挑戦。美味しいコーヒーと栄養バランスのとれた食事を、地域の方々に提供します。地域の子どもたちの学びや成長に貢献する包括的な教育企業のカタチを目指しています」と渡瀬校長。
三木町の文化が集まる新たな拠点としても、わくわくする展開を考えていきたいそうですよ。「ぜひ何かコラボしてみたい!」という方は問い合わせてみてくださいね。
幼児から高校生まで約130人の生徒が通う同塾。受験指導のみならず、起業体験やロボット教室といった独自のカリキュラムを幅広く提供し、生徒の「考える力」を育む取り組みが好評です。
また、全てのクラスで外国人講師が担当する英会話教室を開講。数年前より本格的な英語教育に力を入れ、英語検定の認定準会場にも指定されています。
先ごろ初めて行われた起業体験教室では、小学生4人が三木町産のフルーツをあしらったクレープを商品開発し、商業施設で限定販売しました。
利益の用途も生徒で話し合い、次の起業に向けたレシピ本の購入に充てることに。アントレプレナーシップ(起業家精神)が発揮されていますね!
第二回目の起業体験教室のテーマは「アスパラガス」。来年開催のマルシェ「アスパラ大騒ぎ」に向けて、農業体験や商品開発を行っていくそうですよ。
「商品開発から販売交渉まで、すべて生徒が主体的に行いました。先生は少しサポートする程度。子供の成長ぶりに感動しました」と渡瀬学長は目を細めます。
そんな渡瀬学長も、早くから起業家精神を持っていました。「誰も取り残さない教育」を理念に掲げ、大学3年時に創業。約10年前に念願だった学習塾を開きました。
開校当時、iPadを使った学習法を全国で先駆けて導入し、「タブレット学習塾の第一人者」に。東大生と連携したオンライン授業を全国展開するなど、生徒の学力向上に寄与してきました。
しかし、それだけでは足りないと説きます。「学力向上と人間的成長の両面が大切です」。
「誰も取り残さない教育」は、もちろん不登校児童・生徒にも寄り添います。地域の専門家らと連携し、あらゆる子供の成長を地域ぐるみでサポートする仕組みを整えています。
香川県木田郡三木町鹿伏338-14(ローソン三木町鹿伏店 北側)
TEL: 087-813-7275
▽共著に、教育者の菊池省三氏と執筆した『一人も見捨てない教育の実現』がある。
▽RNC西日本放送ラジオ『学び場 語り場 ネクストradio♪』出演中。