(一社)香川県中小家企業同友会(高松市林町 林 哲也代表理事・小西啓介代表理事)の共同求人委員会および社員教育委員会が、4月1日に20社42名の門出を祝う合同入社式を、サンメッセ香川で開催した。
小西代表理事は「伝えたいことはたくさんあるが、これまでのロールモデルが通用しない時代になった。先ずは、幸せになるための目的と手段を明確にして欲しい。自分自身の物差しを持ち、短いと測れない物差しを伸ばすため、仕事は大切な経験となる。地域の先輩として応援している」と大谷翔平選手が中学生時代に使ったマンダラチャートも例に挙げ、祝いの言葉を贈った。
池田豊人県知事からのメッセージとして「伝統ある合同入社式が今年も開催され、ありがたく思う。中小企業同友会を通じ、地域の発展にご尽力いただき、新入社員の皆さんにも、活躍される人材として期待している」と県商工労働部長から読み上げられたほか、大西秀人高松市長、伊藤良春三木町長が出席し、エールを贈った。
42名一人一人の社名と名前が呼ばれ、起立し一礼したのち、長谷ぶどう園に入社した山下叶流さんから入社式のお礼として「同期の仲間と共に迎え入れられたことに感謝している。日本の食生活を支える生産者として頑張り、1日でも早く皆様から信頼していただけるよう努力していく」と誓いの言葉が述べられた。