【ペットも家族】 県内初、ペット同伴の葬儀プランの取り扱いをスタート ㈱坂出葬儀社  

㈱坂出葬儀社(本社 坂出市川津町四 河﨑和義社長)が運営する家族葬専用ホール「家族葬ホールなごみ」は、ペット同伴が可能な新葬儀プラン「わんハートセレモニー」の提供を今月より開始した。

ペット同伴での葬儀参列を可能にするサービスは県内初の取り組みとなる。

本プランは、家族同然に暮らしてきた愛犬とともに、故人を見送ることができるのが特徴。

対象は体重10キログラムまでの犬種で、専用ゲージに入れて参列する。施設内には、新たにペットと遺族が共に過ごせる控え室を設置。2階フロアをリニューアルし、通夜・葬儀の合間に安心して休める空間を整えた。

サービス開始の背景には、「ウチの子も家族なので、一緒にお別れさせてあげたい」、「お通夜と葬儀・告別式との2日間に及ぶため、留守番をさせるのは不安」、「故人が愛犬との最期を望んでいた」といった多数の要望があったという。

また、プラン利用者にはペット専用の喪服が1頭分無料で提供される(2頭目以降は有料)。

同社は「多様性が認められている中、故人様とご遺族の気持ちに寄り添うことが業界の役目。

 これまでになかった選択肢を提供することで、より家族の思いに寄り添った葬儀を実現したい」としている。

今後は対象ペットの種類を広げながら、より故人に寄り添える葬儀の形を模索していくと話す。

河﨑社長は「葬儀業界では競争がますます激化するなかで、当社としては地域のお客様の声に真摯に耳を傾け、ニーズに即したサービスを提供することが何より重要だと考えている。

 今後も地域密着の姿勢を大切にしながら、多様なご要望に応える葬儀プランの提案に取り組みながら、引き続き、地域に根付いた関係者との連携を図りながら、現代社会に合わせた意義のある葬儀を提供していきたい」と、方向性を述べた。

同社は1972年に坂出市富士見町に個人商店「かわさき生花店」として開業。

1986年に葬儀事業に進出以来、坂出・宇多津周辺地域を中心に、葬儀、家族葬、社葬、団体葬等を通じて地域住民のニーズに適したサービスの提供に取り組んでいる。

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