昨年に続き、8月13日から21日まで開催される「アフィニス夏の音楽祭2025かがわ」。
アフィニス夏の音楽祭は、(公財)アフィニス文化財団(涌井洋治理事長)が主催、日本のプロオーケストラ・メンバー、世界の名門オーケストラの首席奏者ら招聘演奏家が参加、室内楽の名曲に取り組む、国内唯一のセミナー型音楽祭。
今年は招聘演奏家7名、ゲスト1名、参加者24名で総勢32名が出演する。国内外から集まった演奏家が意見交換しながら音楽を創り上げていく過程が公開され、数日間にわたりその過程を体感できる。
記者会見で、アフィニス夏の音楽祭2025かがわ 野田 勉実行委員長(穴吹エンタープライズ公民連携事業部長)、音楽監督の川崎洋介氏(ナショナルアーツセンター管弦楽団・コンサートマスター)、(公財)アフィニス文化財団事務局長 宮脇 匠氏、香川県県民ホール 谷 明子館長が、今年の見どころなどを紹介した。
野田実行委員長は「国内外で活躍する奏者が香川に集い、音楽を創造するプロセスを直に体感できる機会。創造と感動が詰まった音楽祭に、ぜひ多くの方に足を運んでほしい」と語った。
8月13日〜18日(16日を除く)は曲ごとに演奏家同士が意見を交わしリハーサルを重ねる公開セミナーと、招聘演奏家が設定したテーマで楽器別に実施するワークショップがレクザムホール内で開かれる。聴講券は1日500円、ただし室内楽演奏会のチケット購入者は無料。21日(木)は観音寺のハイスタッフホールで15時より室内楽コンサートが開かれる。
室内楽演奏会は8月19日(火)・20日(水)18時30分開演。会場はレクザムホール 小ホール。全席自由で一般3,000円。24歳までの学生1,000円。
音楽交流プログラムとして、音楽祭を彩るミニコンサートも企画。8月14日(木)・15日(金)12時 30分からレクザムホール 小ホールホワイエで地元音楽家のミニコンサート、16日(土)14時からレクザムホール 小ホールでは親子で体験できるクラシック入門コンサートあいうえ音楽会、17日(日)は12時より丸亀町レッツホールでトーク付きコンサートが予定されている。交流プログラムは無料。あいうえ音楽会は整理券が必要となる。
プレイベントとして、7月5日(土)14時よりTAKAMATSU ORNEで金管五重奏コンサート、21日(月祝)は14時より丸亀町レッツホールでピアノ解体ショー&調律体験会(先着10組限定、要予約)、8月10日(土)14時からは、高松市美術館 講堂で瀬戸フィルハーモニー交響楽団弦楽四重奏コンサートを開催、夏の音楽祭の機運を盛り上げる。
音楽祭は1989年にスタートし長野県、広島県、山形県、新潟県で開催され、昨年香川県で初開催。今年が37回目の音楽祭となる。