香川銀行と高松信用金庫が包括的連携協定『かがわアライアンス』締結

 ㈱香川銀行(山田径男頭取)と高松信用金庫(大橋和夫理事長)は、香川県の地域活性化に関する業務連携協定「かがわアライアンス」を5月13日に締結した。

同協定は、双方の持つノウハウや情報共有等による更なる金融仲介機能の発揮及び経営の効率化を実現することで、双方の持続的成長を目的としている。

今後、香川銀行と高松信用金庫がそれぞれ持つノウハウやネットワーク、顧客基盤等の強みを活用し、コンサルティング機能の発揮、様々な商品・サービスの拡充、顧客利便性の向上を図る。具体的には、県内ATMの相互無料開放、取引先の販路拡大・ビジネスマッチング、販売会等の共同開催、セミナー共同開催、双方顧客の交流だ。今年10月にも、ATMの相互無料開放(平日昼間)を始める計画。

また、地域の課題やSDGs等に共同で取り組むことで、地域社会・経済の発展に寄与していく。

今年1月より双方で話し合いを重ねながら、本店を香川県におく地域金融機関同士が力を合わせ、地域経済を支えることで、より一層地域の発展に貢献していくため協定締結する運びとなった。

同日、JRホテルクレメント高松にて締結式が行われ、山田頭取と大橋理事長が締結書に署名を行った。

締結にあたり山田頭取は「『かがわアライアンス』の目的は香川県を元気にすることと考えている。今回の連携を機に、地域経済の発展に貢献していきたい」と挨拶。

大橋理事長は「同協定を通じて、香川の更なる活性化と持続可能な地域社会の繁栄に貢献できるよう、香川銀行の皆様と力を合わせながら、役職員一丸となって取り組んで参りたい」と話した。

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