2月26日、東かがわ市(上村一郎市長)の笠屋邸で、せとうち観光専門職短期大学(安村克己学長)は、瀬戸内国際芸術祭2025の会期中11日間に実施した観光客への聞き取り調査の分析結果などを報告する調査報告会を開催した。行政関係者のほか、地元事業者や住民らが参加した。

同短期大学と市は昨年2月、観光振興・地域振興事業に関する包括連携協定を締結。これまでも、トヨタカローラ香川が道の駅に設置している電動モビリティを活用した観光コースの造成や、グルメマップの制作・市への贈呈などに取り組んできた。
観光客アンケートでは、来訪者の約7割が40〜70歳で、高松市内からの観光客が多いことが判明。来訪のきっかけとなった媒体などについても詳細な分析が示された。さらに、観光客に加え、芸術祭ボランティアや観光事業者ら住民へのインタビュー、引田中学校での体験授業を活用した若年層への聞き取りも実施した。 同短期大学観光振興学科の石床渉教授のゼミ生7人も調査に参加。「若年層にも魅力を伝えたい」との思いを込めたガイドブックや、「住民のアイデンティティーと地域ブランドを守りたい」と制作した手袋マップを市に贈呈した。

3年生の谷一澄さんは「謎解きゲームの開発にも携わり、住民の思いが積み重なった自然や景観を踏まえて作成した。食や産業、人との出会い、物語を大切にした」と振り返り、「社会人になってもこの経験を生かしたい」と語った。











