【香川高専】なぜ「高専生」はこれほど愛されるのか?創業の地・香川に根ざす「株式会社石垣」がネーミングライツ契約を締結、34年連続採用が示すプラチナ人材の価値

近年、日本の産業界で「高専(高等専門学校)」に対する評価がかつてないほど高まっています。実践的な技術教育を5年間一貫して受ける高専生は、即戦力の技術者として「プラチナ人材」と称され、大企業からベンチャーまで争奪戦が繰り広げられる「超・売り手市場」が続いています。

ここ香川県においても、その存在感は抜群です。県内屈指の技術者養成ギルドである「香川高専」に対し、地元発祥のグローバルインフラ企業が、さらなる連携強化に向けた象徴的な一手を打ち出しました。

水処理・ポンプインフラのリーディングカンパニーである株式会社石垣(東京都千代田区、代表取締役社長:石垣 真)は、独立行政法人国立高等専門学校機構 香川高等専門学校(高松キャンパス)のネーミングライツパートナー契約を締結。2026年7月1日より、学生たちの日常に溶け込む2つの主要施設に同社の名が冠されることになりました。

「34年連続採用」が証明する、香川高専ブランドへの圧倒的信頼

株式会社石垣は、現在は東京・丸の内に本社を置くものの、1958年に香川県で創業した、まさに「香川のDNA」を持つ企業です。坂出市に大規模な工場と開発センターを構え、上下水道プラントや各種ろ過・脱水技術で社会インフラを支えています。

特筆すべきは、同社が「香川高専の卒業生を34年連続で採用している」という事実です。

単発の採用ではなく、30年以上にわたる「毎年連続」での採用実績は、一過性のブームではない確固たる信頼関係があるからに他なりません。現在も多くの同校OB・OGが、石垣の技術の中核として、香川県内のみならず全国、ひいては世界の現場で大活躍しています。

今回のネーミングライツ契約は、こうした長年の絆をさらに一歩進め、「地域人材の育成」と「学校との連携強化」をより強固にするためのプロジェクトです。

学生たちの「日常」に溶け込む2つの新スポット

今回の契約により、2026年7月から最長で2033年3月までの約7年間、高松キャンパスの2つの施設が新しい愛称で呼ばれることになります。

高松キャンパス

どちらも学生が毎日利用する、キャンパスライフの中心地。施設入口や内部に掲げられる「サイン(看板)」を目にするたび、学生たちは自分たちの学びが地域を支える一流企業へと繋がっていることを、身近に実感することになります。

「高専人気」の裏にある、地元企業との相思相愛シナリオ

少子化や地方の人口流出が課題となる香川県において、「優秀な技術人材を地域にいかに残し、育てるか」は死活問題です。

高専生はその専門性の高さゆえ、全国のメガ企業から熱視線を浴びています。その一方で、地方に強固な基盤を持つ「隠れた超優良・グローバル企業」の魅力を学生が早い段階から知る機会は、決して多くありません。

詫間キャンパス

株式会社石垣は、今回の事業を通じて「学生への地域企業に対する理解促進や、具体的な交流機会の創出」を狙いとしています。「ISHIGAKI Future Pit」から、地元・香川のインフラを守り、世界に挑戦するイノベーションが生まれる――そんな未来も遠くありません。

「34年の信頼」をカタチに変え、未来のプラチナ人材たちと共に歩む株式会社石垣と香川高専。この地域密着型の産学連携モデルは、これからの地方における人材育成の理想的なあり方を示していると言えそうです。

【ネーミングライツ概要】

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