【お薦めの香川の名物は?】香川県の柿茶収穫始まる。カフェでも健康的な夏を

柿の葉のお茶『柿茶』を製造販売する柿茶本舗(坂出市江尻町 井上信忠社長)では、徳島県の496aの柿圃場から事業をスタートした。坂出市に123aの耕作放棄地を借り受け、今年からは綾川町にも新しく圃場を増やし、県内合わせ690aとなった。

今回、新しく借り受けた綾川町千疋の圃場は、千疋の柿『富有柿』の産地として有名であるが高齢化が進み(公財)香川県農地機構の支援によって柿の葉の収穫をすることになった。

徳島県では主に愛宕柿等の渋柿の木から収穫しているが、県内の圃場は全て富有柿だという。葉に大きな差はなく、柿茶に仕上げると葉酸、カルシウム、鉄分、亜鉛、ビタミン、タンパク質などの豊富な栄養素とお茶特有のポリフェノールカテキンで摂取しにくい栄養を簡単にとることができる。

また完全無農薬にこだわり、オーガニック認証、有機JAS認証を受けた自社工場で加工をおこなっている。

店舗及びカフェの『かきのは』は、添加物を使用しない食品、調味料とともに柿茶を販売。カフェスペースでは柿の茶はもちろん、柿の茶を使ったデザート類も楽しめる。自社店舗以外では、栗林庵や旬菜館(東京都)のほか高品質スーパー等、同社HPから購入可能。

10月には、ペットボトルデザインのリニューアルに伴い、現在使用中の深層海洋水から和歌山県の湧水を使用する予定。

昨年は冷夏で収量が落ち込み10、6トン。今年は獣害等で大幅な収量増加が期待できないとのことだが11、4トンの見込み。

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