【さぬき讃フルーツ】シャインマスカット 今年も糖度高く、大粒

4月の寒の戻りや梅雨の曇天、雨量の多さで前年より時期が少し遅れたものの、今年もシャインマスカットの出荷が順調に続いている。
シャインマスカットはマスカット系統の2種を交配させ2006年に品種登録された。香川県では、全国に先駆けて試験栽培が進み産地化に成功している。 試験栽培が始まった当時には全国から視察団が訪れたほどだ。

 他県のものより、粒は大きく500円玉大、もしくはそれ以上。 一房700gほどに抑え、葉実比にこだわり着果制限をかけて生産されるシャインマスカットは、糖度17度以上で特に高品質なものを「さぬき讃フルーツ」として認定し、県内8団体(266名)が認定生産者となっている。 J A香川県に年内に出荷される220t農地、66tが「さぬき讃フルーツ」のシャインマスカットだ。

 栽培スタートから17年、園地も増加しているがお盆時期の贈答品や高品質へのこだわりから、価格が格段に落ちることなく現在も夏の人気商品となっている。


ハウスみかんでも全国で初の成功例を出し、ハウス栽培を得意とする香川県農業協同組合高松市西部地域ぶどう部会の河野正博部会長の圃場、加温栽培17a、無加温栽培18aでは15年前から夏場の品目として栽培を開始。


「県産のシャインマスカットは粒の大きさが特徴。  今年も甘く、美味しくできたので是非手に取って欲しい」と話す。  県内では、さぬき讃フルーツマスターショップのほか、量販店のサポート店でも購入できる。9月下旬頃まで、糖度の高い夏の味が楽しめる。

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