【瀬戸内海塩飽諸島】さぬき広島(丸亀市)に、空き家活用の宿泊施設〈ゲストハウス〉が完成

塩飽諸島の美化、活性化を支援する有志のボランティア団体「われら島活隊」(香川義英代表)

3年前に発足し、塩飽諸島で最も大きな丸亀市のさぬき広島で、尾上邸の片付け手伝い、島全周SDGs活動として、海岸線の清掃などを実施してきた。

今年7月には、島内の空き家を活用し宿泊施設をオープンしている。ロックガーデン

古民家宿「竹邸」(旧山口邸 丸亀市広島町立石694)、立石の宿(旧松本邸 広島町立石1139)、ロックガーデン「宿・星と海」(旧平岡邸 広島町釜の越3218-8)、合宿所「塩飽窓香」(旧鈴木邸 広島町釜の越2888)の4施設が揃って完成、施設見学フェアも開催された。塩飽窓香

われら島活隊事務局として、(一社)古民家再生協会香川の代表も務める、㈱山倉建設の山倉康平会長は「それぞれ味わいの異なる宿ばかり。島活隊メンバーらがボランティアで昨秋からDIYリフォームし再生させた。連泊し、島の歴史や文化に触れて欲しい。また島ならではのスローライフを楽しんでもらいたい。引き続き、島民の生活や豊かな自然をベースに、島の活性化に貢献していきたい」と話す。竹亭

宿泊者向け体験メニューも企画し、国内外からのゲストを迎えていく。

島内には約260戸の空き家がある。今後、移住者が増えた場合を想定し、島民、行政と連携し空き家の利活用ができる体制づくりをも進めていく。立石の宿

県外からの移住希望を受け、丸亀市では休校中の広島小・中学校を2025年度より再開する方針を示しており、活性化に向けた環境は整いつつある。

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