古き良き日本の交流を再び   ≪高松市のまちなかに 幼老複合施設「新番丁スクエア」 4月1日オープンへ≫

小学生の放課後児童クラブと老人介護施設を併設した、幼老複合施設「新番丁スクエア“加藤さん家”」が4月1日、高松市番町にオープンを予定している。

運営は高松市内で4つの老人福祉施設を運営する社会福祉法人「さぬき」(高松市宮脇町2-37-21 藤目真晧理事長)。

1階に小学生の放課後児童クラブと老人介護支援センター、2階に認知症に対応したグループホームを18室構える。敷地面積は約200坪。住所は高松市番町2-14-2。新番丁小学校のすぐ前で、利便性の高い高松市中心部に立地する。

幼老複合施設は保育園などの子供を対象とした施設と、老人ホームなどの高齢者施設を併設した施設で、近年全国で徐々に増加している。

「放課後児童クラブまある」は定員40人。一般的な学童クラブと同様に、仕事などで昼間に保護者が家庭にいない児童に対して、小学校の授業が終わった後も遊びや生活の場を提供する。2階の「グループホーム新番丁」の入居者と自由な交流が可能で、同じ空間で関わりあう中で高齢者にとっては生きがいに、子どもには情操面の発育効果が期待できる。同施設では今後の感染症の状況をみながら交流の方法などを工夫し、安全に留意して実施する考えだ。

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