日本ハンドボールリーグに参戦している香川銀行の女子チーム「香川銀行GiraSol(シラソル)」。参戦2期目のレギュラーシーズン(2023-2024)の全試合を終え、先ごろ同行本店で結果報告会を開いた。
参加した役職員を前に有木 浩GM(香川銀行専務)は「試合会場の声援が選手の力になっている。シラソルにとって2シーズン目、プレーオフ進出の目標を掲げてスタートしたが、結果は11チーム中8位となった。しかし、行内の一体感、地域・お客さまを元気にというパーパスにも寄与できた。3年目のシーズンは更なる飛躍を目指して立ち向かっていく」とシーズン中の支援、声援への感謝を伝えた。
亀井好弘監督は「浮き沈みの激しいシーズンだった。しかし、昨シーズンと比べ勝ち試合数は1勝しか増えていないが、得失点差に大きな変化があった。リーグ参戦初年度の得点は1試合平均22点、昨シーズンは27点と5点ほどの上乗せできた。失点は初年度31点から28点となったが、伸びが足りなかったことが8位に甘んじた要因のひとつ。14敗しているが、5点差以内の敗戦が9試合、うち7試合は3点差以内の敗戦。そのうち1点差での敗戦が3試合あった。
上位チームと比べても失点の大きさが目立った。来シーズンは、ディフェンス力の強化、接戦を勝ち切る力を鍛え、プレーオフ進出となる4位以内を達成したい」とシーズンを振り返った。
なお、レギュラーシーズンで得点王、フィールド得点賞、最優秀新人賞に輝いた岡田彩愛選手、シュート阻止率で5位、7mスロー阻止率3位となった下馬場燎選手には、山田径男頭取から表彰状が贈られた。
2024-2025シーズンは9月にスタートする。