「福祉はぐくみ企業年金基金」(以下、「はぐくみ企業年金」)を中心に、企業年金・退職金制度の導入・設計をサポートする株式会社ベター・プレイス(東京都新宿区、森本 新士社長)は、株式会社百十四銀行(香川県高松市、森 匡史頭取)と、人材定着に課題を抱える企業を支援するべくビジネスマッチング契約を締結した。
ビジネスマッチング契約は、香川県に本店を置き地域社会に貢献する取り組みを行う百十四銀行が、人材の定着に悩む法人顧客に、ベター・プレイスが導入推進する企業年金・退職金制度「はぐくみ企業年金」を案内し、導入企業を拡大することを目的としている。
「はぐくみ企業年金」は確定給付企業年金制度で、加入する従業員は元本保証を受けながら安心して将来の資産形成を行うことができる。
企業側は、従業員の資産形成を支援することで、従業員エンゲージメントおよび定着率の向上が期待できる。
現在我が国は、人口減少と超高齢化による「就労人口の減少」が進み、慢性的な人手不足の現状があります。また、若年労働者が企業を退職する理由は経済的な理由が最多*¹であり、働く世代の老後の不安の第一位は「お金」*²となっている。
勤務する企業規模や居住する地域によって生じている経済格差は将来の資産形成、老後資金にも大きく影響している。私たちは、中小企業とそこで働く方を支えるため、企業にも労働者にもメリットがある企業年金制度「はぐくみ企業年金」の導入を推進する。
「はぐくみ企業年金」は厚生年金被保険者であれば、従業員(非正規雇用含む)でも役員でも加入可能な企業年金基金で、事業主側はコストを抑えながら企業年金・退職金制度を構築することができます。企業年金・退職金制度の充実が従業員満足度向上・離職率低下につながることから、特に人手不足が深刻化している福祉業界において、人材定着をはかるための福利厚生のひとつとして好評だ。
従業員側のメリットには難しい投資の知識が不要で、元本が保証されていることがあげられます。また、原則60歳以上にならないと受け取りができない企業型DC(企業型確定拠出年金)iDeCo(個人型確定拠出年金)に比べて、年金として受け取れるほか、退職時や休職時、育児・介護休業時にも受け取ることが可能なため、育児や介護を将来に控える従業員から厚い支持を集めている。
現在、導入法人の98%が従業員300名以下の中小規模法人*³で、そのうち4割超の法人が福祉・医療・教育関連*⁴となっている。
サービス紹介サイトURL:https://bpcom.jp/hagukumikikin/
(出所)*¹厚生労働省 平成30年若年者雇用実態調査の概況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/4-21c-jyakunenkoyou-h30_gaikyou.pdf
*²金融庁 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」2019年6https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/tosin/20190603.html
*³ 厚生年金被保険者数記録のある2018年4月~2023年9月現在までに契約・導入した1643法人が対象
*⁴ 2018年4月~2023年9月現在までの実績
<会社概要>
会社名:株式会社 百十四銀行
代表者:取締役頭取 森 匡史
本店所在地:香川県高松市亀井町5番地の1
創業:1878年(明治11年)11月1日
URL:https://www.114bank.co.jp/
私たちは「ビジネスを通じて、子育て世代と子どもたちが希望を持てる社会をつくる。」という企業理念を掲げ、富裕層ではない一般の人たちが「お金の心配なく」「自分らしく働ける」社会を目指しています。
エッセンシャルワーカーや中小企業従業員の多くは、世の中を支える大切な仕事をしているにもかかわらず、大企業で働く人々と比べて所得水準が高くありません。また、勤務先に企業年金・退職金制度が設けられていないことが多いため、その恩恵を十分に享受できていません。
将来のお金の心配を抱えることは、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の低下や、子どもを望んでも安心して生み育てることができない心理状態につながります。
将来への「希望格差」ーベター・プレイスは、この課題を解決するために事業活動を行っています。
<会社概要>
会社名:株式会社ベター・プレイス
所在地:東京都新宿区四谷坂町9-9 三廣ビル9F
代表者:代表取締役社長 森本 新士、 代表取締役COO 古市 成樹
設立: 2011年10月17日
URL: https://bpcom.jp/
<主なサービス>企業年金DXシステム「はぐONE」の提供、「福祉はぐくみ企業年金基金」企業年金・退職金制度導入設計・サポート、企業型確定拠出年金導入設計・サポート、福祉業界向けITシステム開発