未来を担う子どもたちへのボランティア活動に取り組む、世界的社会奉仕団体のキワニスクラブ。世界90カ国で約8,000のクラブが活動しており、会員数は約26万人の規模。
高松キワニスクラブ(小林 功会長=㈱STNet社長)は1975年8月、国内で9番目に設立された歴史あるクラブだ。
同クラブは9月20日、JRホテルクレメント高松で創立50周年記念式典を盛大に開催。全国のクラブから約70名、高松の会員あわせ総勢約180名が集った。
四大会連続で五輪出場、現在はワコール女子陸上部アドバイザーを務める福士加代子さんが「笑って走れば、福来たる」と題して記念講演。
香川ジュニアフィルハーモニーオーケストラの演奏、大竹哲朗次期会長(㈱オオタケ社長)の開会宣言で式典がスタートした。
主催者を代表し小林会長は「高松の地で活動を継続できたことは地域の誇り。会員数は118名で、全国有数の規模となった。今後も奉仕活動を充実させ、時には子ども達も参加してもらうことで、共感し思いやることの大切さ、人に貢献できる素晴らしさ、チームワークの重要性などを伝えたい。そして諸先輩方の紡いだ絆を、次世代に紡いでいきたい」とあいさつ。
来賓を代表し池田豊人県知事、大西秀人高松市長、国際キワニス日本地区 宮崎修二ガバナーが祝辞をおくった。
同クラブは50周年記念事業として、日本子ども虐待防止学会第30回かがわ学術集会(11月開催)の協賛、高松市へのレスキューフード(140万円相当)贈呈を実施。
式典で大西市長から小林会長に感謝状がおくられた。寄付品は、市社会福祉協議会を通して、子ども食堂やフードパントリーに配布されている。