子ども達が無料で飲食を楽しむことができるマルシェ「第1回フードリボンフェス」が高松市中央公園にて開催された。
主催は子ども達が安心して食事ができる場所を提供する「フードリボンプロジェクト」に取り組む参加店連合。後援は高松市。
フードリボンフェスは、子どもたちを対象にした無料飲食マルシェで、地域のフードリボン加盟店と協力し、中学生以下の子どもたちが無料で食事を楽しむことができるイベント。四国では初の開催であり、子どもたちの支援と、地域飲食店とのつながりを深めることを目的としている。
当日、会場にはフードリボンの加盟している県内の飲食店8店が出店したほか、キッズダンスやバルーンアート、グルメイン風連サーを招いた撮影会等がおこなわれるなど、多くの来場者で賑わいを見せていた。
子ども達は、食事と交換できるフードリボンを手に取り、気になる店舗から食事をリボンと引き換えに提供してもらっていた。
フードリボンプロジェクトの普及啓発等に取り組む(一社)ロングスプーン協会の橋本展行代表理事は「子ども食堂やフードリボンの認知度はまだまだ不十分であるが、本日のイベントを通じて、少しでも多くの人達が今の日本における社会課題を知って頂くきっかけとなり、自ら参加したいという気持ちになって頂ければ幸い」と述べた。
同協会は、今年7月に三豊市・宇多津町・丸亀市との包括連携協定を締結。
今後も引き続き、加盟店を拡大させながら未来を担う子ども達を支える社会の実現と、同協会が取り組むフードリボンプロジェクトの普及啓発等に努めていく。