日本最高水準モデルハウス 「よはくの家」が完成

㈱WELLNEST HOME(愛知県 芝山さゆり社長)はこのほど、世界最高水準の機能を備えた新ブランドモデルハウス「よはくの家(高松市国分寺町福家甲3869-5)」が完成し、報道関係者向け内覧会を開催した。

同社は、創業者である早田宏徳取締役が「日本で世界最高水準の家をつくりたい」という想いのもと、石川組㈱(観音寺市 石川義和社長)を加盟会社として迎え入れ、2012年に㈱低燃費住宅という名称で創業。東日本大震災を機に、17年に㈱WELLNEST HOMEへ社名変更した。

健康で快適、長持ちする高気密高断熱の高性能な良い家づくりを得意としたハウスメーカーとして、環境への配慮を徹底重視した家づくりに挑戦し続け、一軒家でもエアコン1台で年中過ごせるエコ設計を実現。

現在は、独自のハウスブランドを複数展開し、年間約100棟を販売する。

「よはくの家」は、従来の注文住宅でデメリットとされがちな『打ち合わせが多い』『決めることが多い」『値段が高い』など、これらの多くの顧客の悩みを解消するために企画された。

同社の誇る日本最高水準の高性能はそのままに、プロが厳選したデザインの中から顧客が自由に選択できるモデルハウス。

「デザインを削ぎ落とし余白をつくる、基本の家」をテーマに、あらゆる部位やデザインを規格化し、それらの組み合わせによって家の間取りを作っている。

建物概要は、面積:一階69.56㎡12階69.56㎡、延べ床面積:139.12㎡。木造二階建て。

主な特徴は次の通り。

▼性能・コストを追求することでたどり着いた家の形  家の形は凹凸が少ない長方形を採用。長方形は凹凸のある家に比べ表面積が少ないため、余分な 部材を使用せずコストを抑え、壁や屋根からの熱損失を最小限に抑えることが可能。二階リビングに勾配のある三角屋根を合わせることで、高天井となり一層の開放感を感じられる。

▼各部屋にエアコンを設置しない エアコン専用部屋を設置しエアコン1台で家全体を空調  エアコンで調整した快適な空気を大きな管で各部屋に届ける。各部屋に風量を調節できるスイッチを設置し、部屋ごとの空調の強弱管理が可能。

▼2階リビングプランを基本とする  大空間になりやすいリビングを二階に、各部屋を一階にすることで、一階の増柱増壁により耐震性がアップ。

また、温度と湿度の調整がしやすいため、結露やカビの発生を抑える体への負担が少なくなること、部屋ごとの温度差がほぼないため、「ヒートショック」による不慮の事故リスクを軽減。

室内のエネルギーが外へ逃げにくいため、冷暖房を使う頻度が減り、光熱費の節約につながることが期待されている。

早田宏徳取締役は「『よはくの家』を通じて、日本の未来のために、日本の未来の子どもたちのために、〝良い家〟という選択肢があることを知ってもらいたい」

と述べ、業界全体の起爆剤となるよう努めていくと思いを新たにした。

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