【児童発達支援デイサービス】発達に特性のある子どものための福祉サービス 〜㈱オフィス岡

 ㈱オフィス岡(岡 実樹社長)が運営する児童発達支援 放課後等デイサービス「いろは(高松市鹿角町353−3)」が、開設2周年を迎えた。

児童発達支援・放課後等デイサービスとは、支援を必要とする障がいのある子どもや発達に特性のある子どものための福祉サービス。

同施設では、〝障がいや特性がある人が暮らしやすい社会を実現したい〟という理念のもと、0歳〜18歳までの児童・生徒(未就学児・小学生、中学生、高校生)が通うことができ、児童発達支援管理責任者が作成する個別支援計画に基づいて、自立支援と日常生活の充実のための活動をおこなっている。

教員・保育士・幼稚園教諭・OT(作業療法士)・PT(理学療法士)・心理師が在籍しており、子どもの強みを伸ばすため多職種連携によるサポートを通じて、子ども達の自立に向けた支援に取り組んでいる。

また、児童一人ひとりに合わせたプランを作成し、5つのスキルトレーニングを実施。  ▽運動(身体の発達を促すリハビリ、集団運動等)▽身辺自立(挨拶、洗濯物を畳む練習等)▽学習▽コミュニケーションスキル(職業体験、地域住民との交流等)▽余暇(読書、アート活動等)をおこないながら能力の育成と将来の可能性を広げている。

二児の母であり元小学校教諭であった岡社長は、仕事と子育ての両立を図るため令和元年に独立。

不登校や発達に特性のある子どもを対象とした支援事業や保護者の相談援助に取り組むなか、「より多くの児童と保護者の要望に応えたい」という想いから、児童支援に取り組む有志とともに令和3年に同施設を開設した。

児童へのスキルトレーニングのほか、教員時代の経験を活かしながら、子育てや公教育の現場等に悩んでいる保護者への相談や養育スキルアップ講座も好評を得ている。

一方で、令和6年4月1日には、改正障害者差別解消法が施工されることにより、民間企業の障害者雇用をはじめ、飲食店や小売店などでも障害のある人に対する合理的配慮の提供が義務化される。

岡社長は「同法の施工により、今後社会の変容がますます進んでいくと言われていることから、今後は法人を対象としたセミナーやコンサルティングを通じて、事業者の多様性の理解促進にも取り組んでいきたい」と話す。

「発達障害や特性を持った方への理解や配慮を深めることで、当事者だけでなく周りの人もストレスを減らすことができます。

 発達障がいや特性のある社員とのかかわり方と支援法のセミナーも開催しておりますので、共に合理的配慮について考えてみませんか?」と述べ、誰もが住みよい豊かな社会の実現に向けた支援に期待が寄せられる。

サービス提供時間:9時30分〜17時30分(火〜金)9時〜16時(土)。

℡ 087−813−9871

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