琴平町の象徴であり、国の重要文化財である金刀比羅宮をはじめ、町全体を舞台にしたアートフェス**「琴平山博覧会」**が、**2025年9月1日(月)から12月25日(木)**まで開催される。
この博覧会は、単なるイベントではなく、町と人との新たな**“関わりしろ”を生み出し、関わる人々が当事者**として町づくりに参加できる仕組みを最大の特徴としている。
実はこの「琴平山博覧会」、初回は1873年(明治6年)に開催され、今回は146年ぶりの復刻となる。

活気の原点「琴平山博覧会」
「こんぴらさん」の愛称で親しまれる金刀比羅宮の門前町・琴平町は、かつて「一生に一度は、こんぴらさん」と多くの参拝者で賑わった。明治期に開催された博覧会では、美術品・工芸品に加え、蒸気機関などの先端技術が披露され、作家や発明家、技術者が集結。多様な人々が交流し、新たな活気を生み出す場となっていた。
しかし近年、地方共通の課題である人口流出や高齢化、そしてコロナ禍による観光への打撃により、町の活気は失われつつあります。そこで、町に再び賑わいをもたらすため、地元事業者らが中心となり「一生に一度ではなく、何度も訪れたくなる町」を目指す活動をスタートさせた。
その活動をさらに発展させるべく、かつて町に大きな賑わいをもたらした博覧会を現代に蘇らせることを決意。現代版「琴平山博覧会」は、アートを通じて新たな**「関係人口」**を創出することを目的としている。
来場者はアートを鑑賞するだけでなく、クラウドファンディングや運営ボランティアとして参加したり、NFTを活用したデジタルチケットで、博覧会後もオンラインで町とつながり続けたりすることができる。これにより、誰もが**“当事者”**として、琴平町の未来に貢献できる。
本博覧会には、琴平に深い縁のあるアーティストが多数参加します。
- 世界的に活躍する書家・紫舟氏 金刀比羅宮の神域で、江戸時代の「春画」を現代的に解釈した作品に挑戦します。伝統と革新が融合する新たな芸術を体験できる。
- 台湾の人気アーティストたち 友好都市である台湾・九份との縁から、書道詩人や写真家らが来町。町全体を展示空間にしたインスタレーションを通じて、国際的な文化交流を広げる。
- 琴平宮公式カメラマン・宮脇慎太郎氏 1年間かけて撮影した金刀比羅宮や町の人々の写真を通じて、琴平の魅力を未来へと伝えます。

- 会期: 2025年9月1日(月)〜12月25日(木)
- 会場: 金刀比羅宮、高橋由一館、HAKOBUNEビル、金陵の郷、ほか町内各所
- 入場料: 無料(一部有料エリアあり)
- 主催: 琴平山博覧会実行委員会
- URL: https://www.kotohira.art/









