株式会社クリエイターズネクスト代表であり、AI特許を多数保持するアーティスト・窪田望氏が、香川県東かがわ市の地域実装型まちづくりプロジェクト「ぐんだらけ」に参画。伝統行事「引田ひなまつり」を舞台に、AI技術と地域の記憶を融合させた新作≪よみがえる雛たち≫を発表します。

アートの力で伝統を未来へ。プロジェクト「ぐんだらけ」始動
香川大学、東京藝術大学、そして地域住民が連携する地域実装型まちづくりプロジェクト「ぐんだらけ」。プロジェクト名は、引田の方言で「だらだらとおしゃべりすること」を意味する「ぐんだら」に由来します。
本プロジェクトの一環として、歴史ある港町・引田を舞台に、窪田望氏を含む5組のアーティストが、地域の歴史・文化・記憶を題材とした作品を展示します。

窪田望 作品:≪よみがえる雛たち≫ ―― 地域の言葉でAIを編み直す
アーティストでありAIの専門家でもある窪田氏は、引田特有の「おせったい」文化や、豪華な「引田飾り」を披露する風習を取材。担い手不足に直面する伝統行事の継承をテーマに、本作を制作しました。
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作品の核心: AIが画像を認識する際に用いる「バウンディングボックス」を、鉄とLCDディスプレイによる立体作品として現実空間に再現。
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記憶の再構築: 引田の住民から集めた「ひなまつりの思い出」や何気ない会話を、AIの計算プロセスになぞらえて再構成しました。
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コンセプト: 膨大なデータで構成されるAIを、あえて「地域の小さな声」で編み直す試み。序列のない記憶の居場所を、静かに提示します。

開催概要:第24回引田ひなまつり連動展示
古い町並みに約60軒の雛人形が飾られる「引田ひなまつり」の期間中、以下の日程で作品が公開されます。
「ぐんだらけ」の狙い: アーティスト、研究者、学生、住民が「ぐんだら家」を拠点に交わり、アートや科学を切り口とした対話を通じて、地域課題の解決を実践していく場を目指しています。
【窪田 望(くぼた のぞむ)プロフィール】 株式会社クリエイターズネクスト代表。国内外に20のAI関連特許を持つスペシャリストでありながら、AIのエラーやハッキング的視点からマイノリティーを浮かび上がらせるアーティストとして活動。地域の声と最新技術を接続する社会実装に取り組んでいる。慶應大学在学中(19)に起業し現在、22年目。東京大学大学院GCIとMIT スローン経営大学院でAIに関するプログラムを修了。東京藝術大学大学院 先端芸術表現の修士課程。AIの特許を日本・アメリカ・中国・香港で20個発明し、AIの内部構造を実装者の立場から理解した上で、あえてそれをハッキングしたり、AIのエラーやグリッチに着目して、消失の危機にあるマイノリティーを浮かび上がらせるような作品を制作。山形県西川町では消えつつある方言をAIに学習させるなど、メディアテクノロジーとコンセプチュアルな手法を駆使し人間とAIというありふれた二項対立からの脱構築の実践を試みる。
日時:令和8年2月27日(金) 11:00〜12:00
集合場所:ぐんだら家(香川県東かがわ市引田2243)
※ぐんだら家から出発し、各展示場所にてアーティスト本人が作品説明を行います。
内容:
①プロジェクト概要説明および関係者コメント
・(挨拶)上村 一郎氏 東かがわ市市長
・(プロジェクト説明・挨拶)宮崎晃吉 東京藝術大学 芸術未来研究場 特任准教授
②各アーティストからの作品説明 ※各展示会場にて
・柴田悠基 香川大学 創造工学部 講師
※香川大学生によるパフォーマンス実演
・からす 東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 3年
・滑川由記 東京藝術大学大学院 美術研究科
グローバルアートプラクティス専攻 修士課程 1年
・窪田望 東京藝術大学大学院 美術研究科 先端芸術表現専攻 修士課程 2年
・馬場悠輔 東京藝術大学 芸術未来研究場 研究員
「ぐんだらけ×引田ひなまつり2026 アートプログラム 作品展 ヒナホドキ」
主催:香川大学、東京藝術大学
協力:東かがわ市、引田ひなまつり実行委員会
会期:令和8年2月27日(金)〜3月3日(火) 10:00〜16:00
※3月1日(日)のみ20:30まで
会場:引田ひなまつり会場内5つの家屋











