【ビールが旨い季節に】新スーパードライ、始まる。 発売36年で、初のフルリニューアル

アサヒビール㈱(東京都 塩澤賢一社長)の主力ブランド「アサヒスーパードライ」は、1987年3月の発売以来、初めてのフルリニューアルを実施する。2月中旬以降の製造分から順次切り替え、36年前の発売日3月17日を中心に、新スーパードライへと転換する。

中味、パッケージともに刷新し、価値を磨き上げるスーパードライ。多くのビールファンの注目を集めそうだ。

特長である『辛口』のコンセプトはそのままに、『キレの良さ』を維持しながらも、飲み応えを向上し、飲み飽きない味わいへと進化する。

煮沸の終了直前にホップを投入することで『ほのかなホップの香り』を新たに加え、発酵開始時の酸素量を制御し酵母の働きを調整し『発酵由来のビールらしい香り』を高める。

缶のパッケージは、ロゴ部分の背景にマット加工を施し、シンプルながら洗練されたデザインに。缶の裏面には『新スーパードライ、始まる』のメッセージ、味の特長を表現した辛口カーブをデザインする。

昨春発売し話題を集めた「アサヒスーパードライ 生ジョッキ缶」は3月29日にリニューアル。開栓後に液面が泡で覆われる時間を、現行品の約半分へと短縮。生産体制の強化も進める。

同社の2021年ビール類売上高は5,387億円。主力ブランドではスーパードライ6,082万箱(1箱は大びん20本で換算)スタイルフリー1,246万箱、クリアアサヒ1,547万箱。2022年はビール類計で11.8%増の6,020億円。フルリニューアルをするスーパードライは16.2%増の7,070万箱を目標とした。

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