川東八幡神社、竜桜公園に宝くじ桜を寄贈

2月27日、龍満池(香川町)のほとりにある川東八幡神社(清谷智宏宮司)、竜桜公園で、さくらの記念植樹式が開かれ、氏子、関係者らが参加した。

桜の植栽・育成・保存を図り、豊かな自然環境と、花と緑の美しい香川の故郷づくりの活動を続ける、香川さくらの会(吉田宏基会長)が(公財)宝くじ協会から桜の若木の寄贈を受け、桜の名所づくりを行う団体等へ若木を無償提供する「宝くじ桜寄贈事業」を活用し、同地にさくらの苗木が寄贈されたもの。

川東八幡神社、池の中にある神社の御旅所を中心とした竜桜公園一帯は、エリアを代表する桜の名所としてシーズンには多くの花見客で賑わう。また、香川さくらの会が選定する「香川のさくら100選」にも選ばれている。

主催者を代表し清谷宮司は「明治の初め、池の中に御旅所が完成。そののち御旅所および境内に何度か桜を植樹し、誇れる桜の名所となった。昭和40年に大規模な植樹がされたが、枯れてしまった木も増えていた。この桜を大事に育て次の世代へと繋いでいきたい」とあいさつ。

さくらの会 吉田会長は「5年、10年後、今回植樹した桜が育ち、見事な花の咲く、往年の竜桜公園が復活することを期待している」と話した。

この日は、香川さくらの会顧問を務める磯崎仁彦参議院議員の代理、高松市議会 十川信孝議長、香川さくらの女王の岩見志都香さんら来賓をあわせ約50名が集まった。

式では、同神社の役員を務め相撲甚句作詞家としても活躍中の穴吹忠義さん(龍雲相撲甚句会)と、同会メンバーによる、植樹祝いの相撲甚句も披露された。

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