㈱四国自動車部品商会(高松市中央町五-二九 白石由美子社長)は、自動車部品や用品、工具などを扱う問屋・メーカー76社が出展のもと、「アフターマーケットフェア2022」を9月10日・11日、サンメッセ香川大展示場にて開催した。
アフターマーケットとは、商品販売後に生じる消耗品・交換品のマーケットであり、現在は修理・メンテンスサービスなどもマーケットに含まれている。
同展は、自動車のアフターマーケットビジネスの活性化を図ることを目的に、自動車の売買・整備・メンテナンスをはじめ、自動車を取り巻く環境・インフラなど様々な自動車アフターマーケットに関する最新情報の発信、業界動向を展示・実演・セミナーなどを実施。
これらを情報発信することで、自動車関連ビジネスに関わる幅広い関係者に交流の場を提供することを目的としている。
第二回目となる今回は、「見て・触って・納得」をテーマに掲げ、修理整備士の業務の効率化も視野に入れており、一個人部品商が主催する見本市としては、四国最大級として注目を集めている。
「自動車業界が100年に一度の改革の時期に入ったと言われているなか、ユーザー様に少しでも商品知識を持っていただきたい(白石社長)」
4年ぶりの開催となった示場には、同社と取引のある全国の修理工場や中古車販売店関係者、招待客約560名が足を運び、一つ一つの商品を吟味する様子が伺えた。
また、各ブースでは最新機器の展示から、「高圧洗浄機」や「クーラーサービス機器」などの実演展示ブースの出展、「今後の自動車業界の変化とアフター事業の対応」「車輌診断」などのお役立ちセミナーも開催。
白石社長は「アフターマーケットフェアも定期的に継続開催しながら、今後は各拠点で小規模展示会も開催しながら、近隣のお客様に商品をじっくりと見て・触って・納得して頂ける機会も設けたい。
また、車の進化とともに、業界に関わる人達への商品PRに取り組むことで、社員の商品提案力の向上にも努めたい」と方向性を述べた。 アフターマーケットフェアが サンメッセ香川にて開催