せと短キャンパスアートプロジェクト 高松の短大でアートを楽しもう

(一社)せとうち四国観光地域創生研究所(高松市鍛冶屋町 穴吹忠嗣代表理事・青木義英代表理事)では、高松市屋島西町にあるせとうち観光専門職短期大学1階でアート鑑賞ができる空間を開放中。

 作品は、常設で4点。壁面のパネル作品だけでなくインスタレーション作品もある。作家は、現代美術作家の金 孝妍(キム ヒョヨン)氏。

1980年韓国生まれ。ソウル、フランス、日本で教育を受け、2017年に第10回岡山新進作家美術家養成「I氏賞」激励賞受賞。コンセプチュアルアートを根底に身体を直に介入しながら様々なエネルギーが交わした痕跡を仕立て上げる作品で活躍中。

瀬戸内国際芸術祭2022県内周遊事業「おいでまい祝祭2022〜心がつながる街ごとアート〜」では高松丸亀町商店街3町ドームに「息時計」を展示した。 倉敷芸術科学大学の芸術学部非常勤講師。

校内に設置された作品は、和紙、銀箔等を使用。煙を利用した手法で銀箔を淡い黄色から茶色に表現したものや、あえて銀箔をコーティングせず空間と時間で色の変化を鑑賞できる作品もある。昨年末から今年2月にかけて開催されたワークショップでは、窓ガラスから見える風景を窓そのものにスケッチするものもあり、その痕跡も見られるようになっている。

 

せとうち四国観光地域創生研究所では、キャンパス内のアートをきっかけに学生と地域の人々が交流できる場を創出している。観光を学ぶ学生たちにとって、人々との交流こそが観光人材育成につながると考え、今後も交流の場創出に取り組んでいく方針。

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