小豆島の施主自らが島のヒノキを製材・加工した木材で建築、オリーブで心と体をととのえる複合施設「オリーヴの森」7月Gオープン

香川県の小豆島でオリーブの栽培・研究開発・製造・販売を手掛ける小豆島ヘルシーランド株式会社(香川県小豆郡、柳生敏宏社長)は、地産地消で小豆島産の木材・石材を使用し、施主自ら建築資材を調達、デジタルファブリケーション技術で加工と、建築業界初(注1)の取り組みで建築した、オリーブで心と体をととのえる新しい複合施設「オリーヴの森」を2023年7月にグランドオープンする。

​プロジェクトは、今後賛同者の方々と共に「オリーヴ兄弟」(兄:代表取締役社長・柳生敏宏、弟:取締役副社長・柳生忠勝)が目指す「300年続くオリーヴの森」を創造する。

デジタルファブリケーション技術を使い、外からきた人間とそこに暮らす人々が協働して新しい価値観を作り出す。
「オリーヴの森プロジェクト」。

デジタルファブリケーション技術を使えば、建物の⼀部が壊れたり修理が必要になったりした場合、同じデータを元に新しい材料を切り出して作ることができる。構造体に島の⽊を使うから島の⽊をきり、同じデータで⽊を切り出せばそのパーツに組み換えることができる。次の時代においても同じようにできる仕組みを組みこもうとしている。そうやって未来にバトンを渡していきたい。
外から来た⼈が置いていくというプロセスだと持続していくというプロセスが⽋如し、何かがだめになったら壊すとならざるを得ない。

「オリーヴの森プロジェクト」は、世代を超えて受け継がれるものとなる場所。⼩⾖島ヘルシーランドの⼈たちが建築物を建てるプロセスから参加しているからこそ、壊れたら再び⽊を伐採し、⽪を剥ぎ、乾燥させ、加⼯し⾃分たちの⼿で修理⽤の建材を作ることができる。ハードルは⾼いけれど、私たちはそういう時間軸を考えて、そのためのプロセスをどう作るかをデザインしたいと考えている。

 

【「オリーヴの森」概要】

「オリーヴの森」は、小豆島からオリーブオイル化粧品とオリーブのある暮らしを提案する同社ブランドの総称。現在、当社農園敷地内にシンボルツリー「樹齢千年のオリーヴ大樹」(2016年〜)、オープンスペース「The TERRACE」(2021年〜)を一般公開中。

今回このエリアに新たにコミュニケーションスペース「The GATE LOUNGE」、宿泊棟「The CABIN」、エステサロン「The SPA」、サウナ「The SAUNA」を新設し、オリーブを通じて心と体をととのえる「オリーヴの森」として2023年7月にグランドオープンを予定。
[注]「オリーヴの森」は、当社のブランド及び施設名のため「ヴ」と表記します。

施設名:オリーヴの森
所在地:香川県小豆郡土庄町甲2473
オープン日:2023年7月(予定)

<新設>
・「The GATE LOUNGE」 ショップ・コミュニケーションスペース
・「The CABIN」宿泊棟 客室数3室
・「The SPA」エステサロン
・「The SAUNA」サウナ
<既存>
・「樹齢千年のオリーヴ大樹」シンボルツリー https://taijyu.shl-olive.co.jp/
・「The TERRACE」オープンスペース http://o-terrace.com/

《会社概要》

【小豆島ヘルシーランド株式会社とは】
瀬戸内・小豆島で”生命の樹”オリーブをまるごと活かし、心と体を健やかにする商品の研究開発・製造・販売。
社名:小豆島ヘルシーランド株式会社
所在地:香川県小豆郡土庄町甲2721-1
代表取締役社長:柳生敏宏
設立:1985年
HP:https://shl-olive.co.jp/

【オリーヴ兄弟とは】
(兄)柳生 敏宏 (やぎゅう としひろ)
小豆島生まれ。小豆島ヘルシーランド株式会社代表取締役社長。イタリアへオリーブを尋ねて3,000km旅をし、帰国後300年続くオリーヴの森作りを決意。2016年に事業構想大学院大学事業構想研究所研究員としてヘルスケア事業プロジェクトに参加。オリーブオイル官能鑑定士、o.n.a.o.o.オリーブオイルテイスター。

(弟)柳生 忠勝 (やぎゅう ただかつ)
小豆島生まれ。小豆島ヘルシーランド株式会社取締役副社長。世界20か国以上を旅して、オリーブや瀬戸内小豆島の可能性を感じ、兄と共に300年続くオリーヴの森の礎を作っている。o.n.a.o.o.オリーブオイルテイスター、オリーブオイルソムリエ。

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