㈱岡モータース(高松市勅使町630 岡 宏治社長)はこのほど、恒例となった「四国キャンピングカーショー2024」を盛大に開催した。
日本国内屈指のキャンピングカー展示台数を誇る同社では、春と秋に大型展示イベントを開催している。今回は出展メーカーで25ブランド以上、展示台数で90台以上の過去最大級のスケールで開催された。
二日目が雨天にも関わらず来場者は例年並みの1,763人を記録。成約数も例年並みと、物価高騰の折でもキャンピングカー人気の底堅さを証明する結果となった。来場エリアは中四国を中心に、関西や九州といった遠方からの来場者も多数見られたという。
ペット同伴の旅行、自然災害時のシェルター、ユーチューブなどに憧れての車中泊など、キャンピングカーに対するニーズは年々多様化が進んでいる。
同社ではトラックをベースに居住スペースを架装した「キャブコン」、ハイエースなどの車内を改装した「バンコン」、手軽な価格が人気の「軽キャンパー」、欧米のレジャーシーンそのものの「トレーラー」など幅広いキャンピングカーをラインアップしている。
いずれのタイプも近年のキャンピングカーブームとニーズの多様化に対応して、各メーカーが商品開発に力を入れている。ショーでは、各メーカーの最新モデルや人気モデルを一度に見比べることができるため、好評を博している。
また同社は、軽キャンパーのシェアトップの人気を誇る「ミニチュアクルーズ」シリーズのメーカーとしても全国に知られる。ショーでは2月に発売されたばかりの新モデル「ミニチュアボックス」を展示し、注目の的となっていた。
さらに輸入車フィアットデュカトをベースに同社が企画・開発・製造する第二弾モデルとして、2月に発表した「グランボックス」は広大なラゲッジスペースで話題を集めていた。