日本財団×セブン‐イレブン×高松市 海洋ごみ対策と資源循環 四国のコンビニ初 セブン‐イレブン店舗に『ペットボトル回収機』設置

 日本財団(東京都港区、会長 笹川陽平)と株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、海洋ごみ対策と資源循環を主な目的としたペットボトル回収機を、四国地方のコンビニエンスストアで初めて香川県高松市内のセブン‐イレブンの複数店舗に順次設置する。
 海に流れるごみの約8割は陸から発生していると言われており、ポイ捨てが主な要因となっています。回収機の利用者にはインセンティブ(nanacoポイント)が付与されることから、ポイ捨てを防止する効果が期待できる。さらに、ラベルやキャップを除去した高純度のペットボトルを集めることができ、再びペットボトルにリサイクルする「Bottle to Bottle」の資源循環を促進することができる取組み。
■Bottle to Bottleについて
資源を繰り返し循環利用できる仕組みの 「水平リサイクル」の一つで 、使用済みペットボトルを再びペットボトルとして再生利用すること。再生されたペットボトルでつくられたボトルは、ボトル1本についてCO2を約25%削減※することができる。水平リサイクルは、異物等が入ってしまうと、再生できる量や品質に影響が出るため、回収機を通じて回収されるラベルが剥がされ、ボトルの中が洗浄された品質の高いペットボトルは Bottle to Bottleに適しているという。※セブン&アイグループ調べ
 すでに同財団と株式会社セブン‐イレブン・ジャパンは、2019年から東京や神奈川など首都圏や沖縄県で回収機の設置を開始しており、2020年12月に瀬戸内4県(岡山・広島・香川・愛媛)と財団が連携した海洋ごみ対策プロジェクト「瀬戸内オーシャンズX」がスタートしたことを受け、2021年から広島や岡山県内に本回収機を240台設置(2022年9月末時点)している。
■お披露目セレモニー開催(予定)
開催日:2022年10月20日(木)9:45~11:45
開催場所:第一部:記者説明会/高松市防災合同庁舎 301会議室(香川県高松市番町1-8-15)
第二部:セレモニー/セブン-イレブン 高松新番丁小学校前店(香川県高松市錦町)        ※雨天時:高松市防災合同庁舎 301会議室

■瀬⼾内オーシャンズXについて

瀬⼾内海に⾯する4県(岡⼭県、広島県、⾹川県、愛媛県)と⽇本財団が連携協定を締結(2020年12⽉)し、共同で推進している包括的海洋ごみ対策プロジェクト。
外海からの海洋ごみ流⼊が少ない海域(閉鎖性海域)である瀬⼾内海をフィールドに、①調査研究②企業・地域連携③啓発・教育・⾏動④政策形成の4つの柱で事業を実施している。

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