四国遍路の世界遺産登録に向け 約100万円をグループで寄附

アサヒビール㈱東四国支社(山田孝史支社長)とアサヒ飲料㈱ 中四国支社(渡邊智章支社長)は先ごろ、「四国遍路 世界遺産登録推進協議会」等に向けて計約100万円の寄付を行った。

アサヒビール㈱は四国四県が一体となって取り組んでいる文化遺産である四国遍路を後世へ受け継いでいく活動に賛同して実施しており、アサヒビール㈱が今回で11回目、アサヒ飲料㈱ 中四国支社が9回目となる。

今回の寄付は、同社が昨年秋に実施した「四国遍路を世界遺産に」キャンペーンにおいて、対象商品の売り上げの一部を四国遍路の世界遺産登録に繋げる活動。

またアサヒビール㈱は、四国遍路の活性化をはじめ様々な活動に取り組んでいる「NPO法人遍路とおもてなしのネットワーク」に12万5152万円の寄附も行った。

県庁で開かれた寄付金目録贈呈式では、アサヒビール㈱東四国支社より山田支社長、アサヒ飲料㈱中四国支社の赤西智実支店長、香川県より小川 剛局長(政策部文化芸術課)、NPO法人遍路とおもてなしのネットワークの松田清宏理事長等が出席。

山田支社長と赤西支店長より同協議会と同法人に向けて目録が手渡された。

山田支社長は「今後も四国遍路を次世代に継承する活動に一助していきたい」と挨拶。

今後も地域ボランティア活動への参加や、事業活動を通じて、「四国遍路」の世界遺産登録に向けた活動を応援していく意欲を見せた。

赤西支店長は「キャンペーン対象商品をご愛好いただいた皆様に感謝するとともに、世界遺産登録活動の支援と地域活性化に努めたい」

と、述べた。

なお、2011年からの同協議会に対する累計寄付金額は、アサヒビール㈱が1234万万9298円、2013年からのアサヒ飲料㈱ 中四国支社の累計寄付金額は379万6913円となった。

今回の寄付金は、世界遺産登録に向けたPR活動や遍路道周辺の修繕等に充てられる。

タイトルとURLをコピーしました