高松市内と高松空港の間の利便性を向上しようと、高松タクシー協会では、高松空港と高松中心部の間をメーター運賃ではなく、定額運賃で運行するサービスを昨年12月から始めた。定額運賃の運行をおこなうのは、同協会に加盟する高松市内のタクシー会社20社。
同協会では、高松空港→市内中心部については、空港でのタクシー不足を解消しようと、5年前から定額運賃サービスを導入していたが、市内→空港についての問い合わせが多い事や、アフターコロナである今後の利用者の増加を見込んで、市内→空港についても、定額運賃を導入する事に決めた。
定額運賃は、4500円～5100円で（深夜早朝の時間帯は割増運賃）、メーターでの運賃よりも、100円から500円程度金額が抑えられるとのこと。
サービス開始後1か月でおよそ20件の利用があった。
同協会では、開始直後としてはまずまずの滑り出しではないかとした上で、「今後は、個人タクシーなどとも連携して、対応出来る車両の数を増やすとともに、認知度を高めて利用者を増やしていきたい」としている。
本サービスを利用したい場合は前日までの予約が必要、その他の割引運賃との併用不可。
