【瀬戸大橋の町】“ゼロカーボンシティ”を目指す香川県坂出市へ、「トヨタカローラ香川」がエール

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 坂出市(有福哲二市長)と(一社)坂出市観光協会(元町一一)は、2月26日にトヨタカローラ香川(株)(向井良太郎社長)とゼロカーボンシティの実現に向けた共創に関する連携協定を締結した。

 この協定は、脱炭素型ライフスタイルへの行動変容を促す取り組み、ゼロカーボンシティ推進に関する情報発信等、市民への新しい価値創造などの他、環境配慮型の観光振興等を連携していくもの。協定に基づき、走行時に二酸化炭素を排出しない電動バイクを2台、トヨタカローラ香川が坂出市観光協会に配置し、3月1日から観光客、一般に向けレンタルを始めた。

1回の充電で60キロメートル走行可能で、自転車としての利用ができ、充電が切れた後も走行可能。

 スマホで「GOGO!シェア」アプリを入手し、簡単に電動モビリティのレンタルができるようになっており、初乗り10分、165円。以降5分ごとに55円。パック料金では、3時間1650円、6時間3300円、8時間3850円、1日(12時間)4400円。坂出市観光協会は、JR坂出駅側にあり、レンタルには便利な立地である。

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 有福市長は「市では、カーボンニュートラルポートの計画、ZEHハウスの補助、給水機の設置とオリジナルマイボトルによるペットボトルの削減等、様々に取り組んでいる。関西万博を控え、瀬戸大橋記念公園に訪れる人も増えているため電動モビリティの設置はありがたい」と話し、市内在住の芸術家山口一郎氏がデザインしたヘルメットを披露した。

濃いオレンジ色の小原紅早生をイメージし、坂出市のマークとともに、てんとう虫が描かれている。

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 トヨタカローラ香川が、電動モビリティ等を行政へ設置するのは土庄町に続き2件目。向井社長は「ゼロカーボンシティを目指す市長の強い考えに共感した。目にみえる選択肢として、将来的には市民の皆様に使って頂きたい。坂出天狗マラソンの先導車としてもモビリティが走り注目を得た。サスティナブルな観光地として、坂出市に元気になって貰えるよう努めたい」と話す。

 坂出市観光協会は、脱炭素観光として、気軽に海辺や街を走り、回遊性のある環境を提供していく方針。

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