【コロナに立ち向かう】クラウドファンディングにより、高松市内の病院に防護スーツ提供を計画

 大型膜構造物メーカーの太陽工業㈱(大阪本社=大阪市淀川区 荒木秀文社長)が、保有する技術を生かし製品化に成功した、お見舞い・面会用防護スーツ「Medicon(メディコン)」

 コロナ禍で、医療機関や介護施設における面会制限が続くなか、入院・入居者、家族に笑顔を届けようと、クラウドファンディングによる高松市内の病院へのメディコン寄贈準備を進めている。

 対面時の飛沫軽減効果が期待されるメディコンは、恒久建築物で使用する技術を用い、高い耐久性、洗浄し繰り返し利用が可能だという。

 目標金額は50万円で、支援募集は8月26日まで。

 今回は、地域医療機能推進機構りつりん病院に30着、医療法人財団博仁会キナシ大林病院へ4着の寄贈を計画している。

 https://readyfor.jp/projects/kagawa-medicon-taiyokogyo

 同社は1922年創業の「膜構造のリーディングカンパニー」。東京ドームの膜屋根など建築の現場から、土木、物流など様々なシーンで高い技術が活用されている。近年は、災害時のエアテントなども発表。全国で自治体との災害協定を結び、有事の際の復旧支援体制を整えている。

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