高松市中新町の交差点角で建設中の「コンフォートホテル高松」。
求人情報サイトを拝見すると、運営会社の株式会社グリーンズ(三重県四日市市 村木雄哉社長)が正式に各職種の求人情報を掲載している。
それによるとまず気になるオープン日は2022年3月23日となっている。
そこでホテル予約サイトを探してみると、すでにホテル情報が掲載されていることがわかった。
まだ予約は出来ないものの、外観から部屋の様子、その他の施設情報の詳細を見てみた。
部屋数163室(高松市中新町2−10)JR高松駅からクルマで5分の中央通りの目抜き通り沿い
ダブルスタンダード(ベッド幅140cm)部屋の広さ15㎡
ツインスタンダード(ベッド幅120×2台)部屋の広さ22〜23㎡
子どもの添い寝無料(小学6年生まで)、朝食無料サービス
10時〜24時はテレワークに活用出来るライブラリーカフェスペース
ウェルカムドリンクサービス(珈琲orレモンウォーター)
同社のホームページによると、コンフォートブランドのホテルは現在、世界40カ国7000軒以上を展開。合わせて10以上のブランドを展開しているが、日本ではグリーンズとのコンフォートブランド。
チョイスホテルズインターナショナルが展開するもので、日本国内ではよりビジネスホテル色の強い「コンフォートイン」、東京ディズニーランド近くでファミリーに特化した「コンフォートスイーツ」と、合わせて3つのブランドをグリーンズが全国で約60軒展開している。
約10年前まではベッセルホテル(福山市)と「スリープイン」ブランドの展開も行っていたが、提携を解消し現在はベッセルホテルで営業している。
コンフォートホテルは、四国では高知、松山についで3軒目となる。なお高知市は旧高知第一ホテルをリブランド、「コンフォートホテル高知駅前」として営業してきたが、建物老朽化で建て替えられ、「コンフォートホテル高知」として2018年にオープンしている。
日本の中級チェーンホテルのブランドの中では急速に規模拡大中のチェーンである。どの街のホテルの立地に申し分なく、5つ星や4つ星には泊まれないが、宿泊特化型の比較的にルーズナブル料金のホテルとしては設備や機能も必要十分なホテルとして評価が高い。
特に海外がそうだが、宿泊ホテル選びの重要な要素のひとつとして、防犯上安全な立地にあること、どこに泊まってもはずれがない一定レベルの水準に保たれた部屋や共用部である。競合として挙げられるホテルとしてはベストウェスタンホテル辺りだろうか。
外資系の特徴の1つであるベッドサイズの大きさや添い寝無料サービスに加え、朝食無料サービスも評価が高い。高松市を訪れる外国人観光客にとっては利用し易いホテルとなるのではないか。
日本は同社が得意とする中級の宿泊特化型ホテルの価格帯が激戦を呈しているため、日本のビジネス出張者をどれだけ惹きつける事が出来るのかが鍵となる。