【2023年度上半期】約4万8千人ユーザーから興味を集めた人気移住地域ランキング〜さぬき市が全国8位、香川県が全国7位に!

株式会社カヤック(神奈川県鎌倉市、代表取締役CEO:柳澤大輔)は、自社が運営する移住・関係人口促進のためのマッチングサービス「SMOUT(スマウト)」に登録する一般ユーザー約4万8千人(2023年10月現在)が2023年度上半期(期間:2023年4月1日〜2023年9月30日)で興味を示したプロジェクト(※1)から、上位にランクインした30地域を『SMOUT移住アワード2023上半期』として発表。

【全国市町村ランキング】

香川県関係ではなんと、全国8位にさぬき市がランクインした!一方、都道府県単位では香川県がなんと全国8位にランクインという快挙を達成。

【都道府県ランキング】

『2023年度の地域発信情報(プロジェクト)トレンド』
1)暮らすように旅をするリトリートなど、“観光の一歩先”が人気に 上半期はコロナによる規制が緩和され、「すぐにでも移住してみたい」から「地域と緩やかに関わりたい」に地域興味層のニーズが変化した傾向が伺えた。例えば、人気を集めた長野県伊那市の「働きながら地域を知る!伊那市ふるさとワーホリ!」というプロジェクトは、伊那市での「仕事」と「暮らし」を体験し、観光よりも一歩踏み込んで地域と関わることができる。いまの生活を続けながら、時折りローカルライフを体験して、自分をリトリートしたい(普段住み慣れた土地を離れて、自分と向き合う時間をつくり過ごす)というニーズが伺えた。
2)“マルチワーク”で、地域でいろいろな仕事をしてみたいというニーズ 2020年に総務省主導で施行された制度「特定地域づくり事業協同組合」は、地域での複業(マルチワーク)を、財政的、制度的に支援している。当制度を導入している地域が令和3年度の43組合から令和5年度は92組合に増加した背景もあり、SMOUTでもマルチワークに関するプロジェクトは前年同期比(4月〜9月の上半期)で2倍以上に増えた。2位に初ランクインした沖永良部島にある和泊町のマルチワークプロジェクトでは、繁忙期が異なる地域の産業(農業/観光/小売/医療/介護など)を組み合わせ、人手不足に貢献しながら島の暮らしを体験できる。直近にSMOUTが行った調査でも「1つの仕事を極めたい」よりも「色々な仕事をしてみたい」を選ぶ人が多いなど、マルチワークへの注目が高まっている。
(参考)新しい働き方・暮らし方の展望に関する調査(SMOUT調べ/2023年10月11日発表)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000670.000014685.html
3)公的機関が助けてくれる「公助」から、地域のみんなで助け合う「共助」への一歩が広がる 公助とは、市役所、消防、警察、自衛隊などによる公的な支援のこと。しかし、大規模災害時には「公助の限界」が起こると言われている。1995年の阪神・淡路大震災で、多くの人命を救助したのは近所や地域の方々が助け合う「共助」であった。この「共助」のための仕組みを地域で構築する「地域おこし協力隊」の募集(奈良県奈良市のプロジェクト「奈良・月ヶ瀬で、全国初・最先端の『共助』のインフラを共に創り、実装しましょう!」)や、みんなでつくる日本一幸せな町横瀬プロジェクトの立ち上げメンバーを募集するもの(埼玉県横瀬町のプロジェクト「みんなで日本一幸せな町をつくるプロジェクトのメンバー募集」)などが登場した。コミュニティバスの運転などで人口減・税収減でも地域インフラを維持できる体制づくりや、地域住民のウェルビーイングを実現させるコミュニティモデルづくりに挑戦したいという意欲が垣間見えた。
SMOUT(スマウト)は移住に興味のある人や地域とつながりたい人と、地域の人とをマッチングするWebサービス。
関わる地域や移住先を決めるポイントは、行政の支援や立地だけではない。「人とのつながり」がいちばんの後押しになると考え、地域の人から「うちに来なよ」と声をかけられると、地域への訪問や移住への一歩を踏み出してくれるかもしれない。SMOUTは、地域の人と地域に関わりたい人をつなぐ、デジタルプラットフォーム。2018年6月のサービス開始以来、907市区町村、約4万8千人の一般ユーザーに増加(2023年10月24日時点)。
・「移住」や「地域」に興味のあるユーザーができること 地域に興味のある人は、主に2つの機能で地域を知り、つながることができる。1つ目は「プロジェクト」。プロジェクトは、「求人」「暮らし」「空き家」「体験」など、地域のオリジナリティーあふれる切り口で、自治体などの地域が企画・制作し、発信していく情報。プロジェクトでは、地域おこし協力隊の募集や、お試し住宅、現地ツアーの参加募集、地元の人や移住した先輩とオンラインでお話しする機会の提供までさまざま。2つ目は「スカウト」。自分のプロフィールを「SMOUT」に登録しておくと、興味のある地域からスカウトが届き、地域の人と直接メッセージのやりとりができるようになる。
・「移住」や「関係人口」を増やしたい地域ができること一方、地域側には主に4つの機能がある。「プロジェクト」として地域の情報を掲載できるほか、地域に興味を持ってくれた人や相性の良さそうな人を見つけたら「メッセージ機能」や「スカウト機能」で、ダイレクトに双方向のコミュニケーションが可能。また、地域の活動状況やユーザーからのリアクションをグラフとして可視化したり、公開したプロジェクトへのユーザー属性や関心度を分析したりできるダッシュボード機能や、つながったユーザーの一元管理も可能。デジタルプラットフォームである本サービスが今後も各地域のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進をサポートしながら、関係人口拡大を促していく。
「関係人口」とは:観光でも移住でもなく、自分が住んでいる地域とは別の地域と関わりを持つことを「関係人口」といいます。例えば、「二拠点生活をしている」「地域投資をしている」「他地域でのボランティアをしている」「ふるさと納税をしている」などです。日本全体の人口減少が進んでいく中、関係人口を増やしていくことは地域の活性化に繋がると期待されています。「SMOUT」公式サイト:https://smout.jp/「SMOUT移住研究所」公式サイト:​​ https://lab.smout.jp/

 

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