OHK岡山放送(岡山市)が活動を支援する、(公財)OHKスポーツ振興財団(岡山市 中静敬一郎理事長)、(公財)OHKスポーツ振興財団香川(高松市 同)は、両県のスポーツ振興に貢献し功績が顕著である個人・団体に「OHKスポーツ功労者賞」の贈呈を続けている。
このたび2024年の受賞者が決まり、OHK本社で表彰式が開かれた。
優秀指導者賞に選ばれたのは、就実高等学校女子バレーボール部監督で同校を春高バレー、全日本バレーボール高等学校選手権大会で3度、昨年の国体も優勝に導いた西畑美希氏、ウエイトリフティングでバルセロナ五輪に出場した経験を活かし選手育成に注力、ジュニアや女子選手の育成でも手腕を発揮している香川県スポーツ協会幹事の伊禮 淳氏の2名。
優秀個人賞には、岡山県から体操の岡 慎之助選手(星槎大学3年)、剣道の水川晴奈選手(法政大学4年)、ボクシング長谷部桃子選手(玉野光南高等学校2年)、香川からウエイトリフティングの佐次桃香選手(早稲田大学1年)、陸上競技のマルティネス ブランドン ボイド選手(四国学院大学香川西高等学校3年)が選出された。
優秀団体賞は、少林寺拳法 女子組演武の小玉琉花選手・松本安晟選手(岡山)、障がい者野球の岡山桃太郎、香川からは昨年12月の日本ハンドボール選手権で、県勢初制覇を果たした女子ハンドボールチームの香川銀行シラソル香川が選ばれた。
中静理事長は「地元アスリートの活躍は、岡山香川の県民に勇気、感動、元気を与えた。受賞の皆さんは両県のアスリートにとって大きな目標、さらなる活躍を期待している。
財団では新年度より、障がい者スポーツの支援にも注力、障害の有無に関わらず両県のスポーツ選手が活躍できるよう全力で応援していく」と受賞者を称え、表彰状を贈った。
受賞者を代表し香川県スポーツ協会の伊禮氏は「指導者、選手という立場で競技を通して、子どもたちが成長する姿、スポーツをする楽しさ、勝利する喜びなど多くを学んできた。今回の栄誉を励みとして、常に学び続ける向上心を持ちながら、高いレベルを目指し、スポーツの持つ素晴らしさを多くの方に感じてもらえるよう精進したい」と謝辞を述べた。