【香川県坂出市】『香川県立東山魁夷せとうち美術館』が 20周年の節目にリニューアル

香川県立東山魁夷せとうち美術館(坂出市沙弥島字南通224−13)のリニューアルオープンと開館20周年記念 春の特別展の開展式がこのほど開かれた。

同館は昨年9月から休館。全館の照明設備をLED化し、トイレやアプローチなどの館内外の環境を整え、新たにリニューアルオープン。

また、今年は2005年4月の開館から満20年となる節目の年であり、リニューアルに合わせて開館20周年記念特別展「気配の力-拡大する日本画 岡村桂三郎/新恵美佐子」の開催に先駆けた開会式・内覧会もおこなわれた。

同日、主催者の吉川健司局長(香川県文化芸術局)は「春の特別展では開館20周年を記念し、瀬戸内国際芸術祭2025の参加企画として次代の美術界を担う新進気鋭の日本画家をご紹介することとなっている。

 瀬戸内国際芸術祭の春会期では、当美術館を含む瀬戸大橋エリアにおいて多彩なアート作品やイベントを展開しており、多くの方に楽しんでいただきたい」と挨拶。

続いて特別展に出品する新恵氏は「私を含め、多くの作家にとっても東山先生の作品は大きな存在」と述べ、文化芸術の普及に意欲を見せた。

その後、来賓等によるテープカットと内覧会もおこなわれ、新たに生まれ変わった館内と同芸術祭参加企画による交流人口拡大に期待が寄せられた。

特別展は6月1日(日)まで開催される。

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