【企業のCSR活動を支援】香川銀行が、カーボンオフセット型私募債の取扱いを開始

 香川銀行(頭取)は、カーボンオフセット型私募債の取扱いを開始した。㈲泉川製作所(坂出市 泉川道広代表取締役)発行の私募債を第1号案件として引き受けるともに、2号案件の㈱グリーンエナジー&カンパニー(徳島県 鈴江崇文代表取締役)、3号案件㈱ロジック(高松市 山崎直樹代表取締役)、4号案件としてアルテ工業㈱(高松市 乃上眞知郎代表取締役)発行の私募債を引き受けた。

 香川銀行の同私募債は、発行企業から受け取る手数料の一部(発行金額の0.1%)を、カーボンクレジット購入に活用。地方自治体が所管、主催するイベント等で排出された温室効果ガスに対してオフセットする商品。

 今回のJ-クレジットの寄付先は高松市。先ごろ4社の代表、香川銀行 高橋正彦法人コンサルティング推進部長らが高松市役所で中林大典副市長、中尾孝志環境局長らと面談。目録を贈呈し、感謝状が贈られた。

 中林副市長は「2050年までに高松市のCO2の排出量を、実質ゼロにするゼロカーボンシティを宣言している。実現のため市民、事業者と一緒になり施策に取り組んでいくので、引き続き協力、支援をお願いしたい」と話し、5社に感謝を伝えた。

高松市ではJ-クレジットの充当先として、今年度ゼロカーボンシティ展開催による温室効果ガス排出量のオフセット、月刊広報誌作成に係るCO2歳出量相当分のオフセットに活用する予定

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