あなぶきグループで立体駐車場メーカーの㈱ヨコイ(高松市一宮町)は、トレーラーハウスホテル「ALPHA BASE 高松西(高松市一宮町1508-1)」を4月24日にグランドオープンした。
同社によるトレーラー事業は初の試み。
昨今の資材高騰の影響を受け、安定した事業展開を継続することを目的に、あなぶきグループでも〝ものづくり〟に長けたヨコイの強みを生かし、近年、注目を集めているトレーラーハウス事業を始動。
全三棟のトレーラーは、それぞれ顧客のニーズに合わせたテーマ性ある部屋が特徴で、自由でプライベート感に満ちた体験ができると注目を集めている。
▼A棟「AMIGO」 愛犬とともに過ごす、開放的なアウトドア空間 定員五名。小型犬(二匹まで)との宿泊が可能なトレーラー。内部には、バンクベッド二台(シングルサイズ四床)、ソファーベッド一台を備える。 ウッドデッキではバーベキューが楽しめ、ペット専用のドッグランスペースおよびシャワー設備も整っている。愛犬とともに、自然の中でのびのびとした時間を過ごしたい人に最適である。
▼B棟「BRONCO」 和の趣と遊び心が調和する空間 定員五名。小上がりの和室にはシングル布団二組を、ベッドルームにはシングルベッド二台を設置し、さらにソファーベッド一台も備える。特筆すべきは、B棟利用者専用のプレイルームがある点であり、ボードゲーム等を楽しむことができる。家族や友人との滞在にふさわしい、温かみのある一棟である。
▼C棟「GRANDE」 サウナ付き、極上の癒やしを約束する特別空間 定員六名。畳敷きの小上がりにシングル布団三組、ベッドルームにシングルベッド二台、ソファーベッド一台を完備。最大の特徴は、C棟宿泊者専用の個室バレルサウナの存在である。サウナは着衣のうえ利用し、有料にて専用ガウンの貸出しも行っている。自然と一体化した空間で、心身ともにリラックスした時間を提供する。
トレーラーハウスのメリットは、車両として扱われるため固定建築物とは異なり、利用地の変更ができること。
また、建築物の設置が制限される市街化調整区域においても、車両であることから設置が認められていることに加え、生活に必要なライフライン(電気・水道・ガス)の接続が可能であり、住宅同様の快適さを実現できることが上げられる。
災害時には避難所等としても機能できるよう防災対策が施されており、万が一の際には被災地まで牽引することが可能。レスキューホテルとして客室を避難所や医療拠点として利用できることも大きな魅力だろう。
「県内には宿泊施設の数こそ限られていますが、魅力的な観光名所が数多く点在しています。
トレーラーハウスは設置場所の柔軟性が高く、土地の有効活用にもぴったりの宿泊施設です。
もしご興味のある事業者様がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください」(同社担当者)
自然の中で、自由に、そして快適に。新たな宿泊スタイルを体験できる「トレーラーハウスホテル」。多様な過ごし方に寄り添うこの場所で、日常から解き放たれた特別な時間をお楽しみいただきたい。
料金:一泊3万円〜。 ℡ 087-855-0111