【(一社)四国ツーリズム創造機構】 四国の持続的な観光を目指し、独自文化に着目した観光推進等に注力  

(一社)四国ツーリズム創造機構(半井真司代表理事)はこの度、2025年度事業計画等についての記者会見をサンポートホール高松 6階会議室にて開催した。

今年度における主な事業概要は次の通り。

ブランディング戦略は、昨年度に引き続き関係団体との連携やオウンドメディア・プロモーションの改革に取り組みながら、四国の魅力発信事業にも着手していく。

マーケティング戦略では、国内・訪日誘客事業として航空会社とのタイアップキャンペーンや、新たに地域の祭りにスポットを当てたサステナブルツーリズム動画制作・情報発信事業を展開。

加えて、2022年度に構築したDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)に、新たに外国人の四国遍路巡礼者を対象としたアンケートデータを格納し、可視化するなどのDX化にも努めていくことが発表された。

基本方針としては、日本人の延べ宿泊者数の増加を目指し、酷暑の時期でも涼しく楽しめる四国の魅力を発信する「キーーーンと四国!『しこくーる』キャンペーン」を展開。夏季の誘客促進に加え、瀬戸内国際芸術祭の来訪者を四国島内へ誘導する施策を推進していく。

さらに、ジオツーリズムへの取り組みを新たに開始するほか、四国観光・旅アプリ「しこくるり」の活用、ツーリズムEXPOジャパンへの出展、東京・大阪での四国観光商談会の実施など、既存の事業も継続的に展開していく。

あわせて、四国四県でのJR周遊促進事業や航空会社との連携キャンペーン、「四国まるごとドライブパス!」との連動を図ることで、四国へのさらなる観光誘致を目指す。

半井代表理事は「大阪・関西万博や瀬戸内国際芸術祭を意識しながら、来県された方に対しての事業にも努めていきたい」と方向性を述べた。

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