【香川県のビルダー】建築家との共創が生む、次世代型住宅「designcasa 三木町モデルハウス」を公開

地場木造住宅メーカー大手の中庭住宅㈱(高松市木太町 中庭公明社長)はこのほど、建築家とともにつくる新しい注文住宅「design casa(デザインカーサ)」による新モデルハウス「三木町モデルハウス(三木町池戸2513-1付近)」を完成。

時代のニーズに呼応した高いデザイン性と、住まい手のライフスタイルに即した空間設計が融合した住まいとして注目される。

建物概要は木造平屋建て。30.5坪。 「design casa」は、全国で活躍する建築家と加盟店が共同で家づくりをおこなう、新しい注文住宅。

自由な発想と確かな技術、限られた時間とコストの中で、理想の暮らしを現実の形にしていくのが特徴。単なるデザイン住宅にとどまらず、住まい手の「暮らし」そのものにフォーカスし、美しさと機能性の両立を実現することに主眼を置く。

 今回のモデルハウス設計を担ったのは、建築家・深瀬ヤスノリ氏。

「感動を抑えられないほどの深い感動」をコンセプトに、住まい手から寄せられた明確な要望と感覚的な理想を、機能性と美意識をもって昇華させた住空間が展開されている。

内装においては、壁紙や家具にくすんだ色味を採用し、全体の統一感と高級感を演出。まさにホテルライクな空間づくりが意識されており、住む人に特別な日常をもたらす。

リビングは中庭と縦ルーバーを組み合わせることで、自然光を取り込みつつも、外部からの視線を遮断。高断熱・高気密・住宅の快適性を備えたうえに、プライバシーと開放感を同時に実現し、カーテンいらずの快適空間となっている。

また、子ども部屋は必要最低限の広さに抑えつつ、その前に学習に集中できるスペースを配置。リビング・ダイニング・キッチン(LDK)にはカウンターを設け、家族が自然と集い、学び、会話が生まれる環境を演出している。

玄関から土間収納を経て、キッチンに直接アクセスできる回遊動線を確保することで、効率的な家事動線を実現。洗面スペースやランドリールームにも独自の工夫が盛り込まれ、来客と家族それぞれの動きが交錯しない、洗練された設計が光る。

加えて、同社が取り扱う「JAS認定国産ヒノキ」を標準仕様としており、建築家と加盟店のコラボレーションだからこそ実現できる家づくりに注目が寄せられている。

「今後も引き続き、守るべき理念は変えることなく、時流に合わせた商品開発と家づくりに努めていきたい」(同社担当者)

一方、8月初旬にサンメッセ香川にて7年ぶりとなる「感謝祭」を実施。当日はホームオーナー、契約者等が来場する中、木工教室での自由研究、豪華景品が当たる抽選会も開かれ、盛況のうちに幕を閉じた。

加えて、年末には丸亀エリアにも「design casa」を完成予定としており、今後も顧客の〝暮らし方そのもの〟をアップデートする、そうした変革の象徴として、地域の住まいのあり方に一石を投じる存在となりそうだ。

℡ 087-867-8886

タイトルとURLをコピーしました