コンセプトは『讃岐ライフスタイルホテル』。
こんぴらさん表参道に10月3日開業した「UDON na HOTEL琴平」は、香川の文化や歴史を体験できる拠点として、早くも話題となっている。

この地は、㈱こんびら堂(琴平町 位野木 正社長)が長く旅館を経営していたが、2020年から休館が続いていた。このたび所有する㈱こんぴら堂と、運営を担う穴吹エンタープライズ㈱(高松市 三村和馬社長)が試行錯誤を繰り返し、新たな宿泊施設として開業したもの。
地上4階建て、延床面積は約3,100㎡。

フロントロビーには、1991年に建立された祠など金刀比羅宮の参道を模した空間が広がる。

客室タイプはツインベッドタイプ(2〜3名)と、ロフトベッドタイプ(4〜6名)。和の旅館から洋室に改装しており、どの部屋もゆったりした空間となっている。1室限定で、うどんの壁紙やモチーフをあしらったコンセプトルームも用意している。


総客室数は35室で、最大収容数は125名。
1階には、宿泊者向けフリースペース「うどんBAR」、大浴場、ギャラリー喫茶室などを配置。うどんBARでは、21時〜22時に「宵うどん」を無料提供する。


こんぴら堂が権利を持つ和田邦坊の作品が、客室や喫茶、館内の至るところに装飾されているのも特長と言えよう。
環境に優しいアメニティグッズ、ハンガーや靴べらはFSC認証品、うどんBARではバイオマス食器を使用するなど、サステナビリティにも配慮した運営を心掛ける。


二次元コードによる非対面式自動チェックイン、客室キーは暗証番号を入力するスマートロックシステムを採用する。
琴平町字川西796-1










