発達に特性のある未就学児・小学生を対象にした〝うどん作り〟体験イベント「未来をこねる」が、丸亀市の「きずかな・こどもの発達支援教室(丸亀市)」で開催された。
主催は「放課後等デイサービス ウィズ・ユー丸亀」と「きずかな・こどもの発達支援教室」、協賛は和食店、セルフうどん店、焼肉屋などを展開する「㈱遊食房屋(綾歌郡宇多津町 宮下昌典社長)」。
この取り組みは、遊食房屋が実施している「食育プロジェクト」の一環。
当日は十数名の子どもたちが参加。同社スタッフや施設職員がサポートにあたりながら、子ども達はうどんの玉を足踏みするところから、麺を伸ばし、プラスチック製の包丁で切るまでの一連の工程を体験。

会場では、真剣な表情で生地に向き合う子どもたちの姿が印象的で、上手に作業している友人に「職人みたい」と笑顔を見せる場面も。うどん作りを通して、子どもたちが自らの力で成し遂げる経験が、未来へ繋がることを感じさせる貴重な機会となった。
同社の細川明宏本部長は「最初は不安そうだった子どもたちも、次第にうどんづくりに熱心に取り組み、その姿から短時間での成長を感じた」と述べた。
同社では、コロナ禍に全店舗でテイクアウトのこども食堂を実施したり、観音寺店で子育て世帯を対象とした食材や日用品の支援をおこなったりと、子育てに関する事業を実施。今後も協賛企業の輪を広げることで、支援活動の地域拡大を図っていく予定だ。










