【民間国際NGOオイスカ四国支部】〜地域から世界へ〜第31回「オイスカ四国のつどい」開催

(公財)オイスカ四国支部(泉雅文会長)および四国研修センターは10月29日、高松市のホテルパールガーデンにおいて「第31回 オイスカ四国のつどい」を開催した。

会場には、オイスカ本部の中野悦子理事長をはじめ、関係団体や自治体、企業関係者など多くの来賓が出席し、国際協力と地域連携の在り方について意見を交わした。

1961年に日本で設立されたオイスカは、農業を基軸とする民間国際NGOとして、アジアを中心に人材育成、農村開発、植林活動、環境教育プログラムを展開している。国内には4つの研修拠点を有し、その一つである香川県綾川町の四国研修センターでは、毎年、アジアを中心とした地域から研修生を招へいし、農業や食品化工技術を教えている。

開会にあたり、泉会長は「オイスカの力を支えるのは会員の輪の拡大。地域に根ざしながら、組織の存在感をさらに高めていきたい」と挨拶。 続いて登壇した中野理事長は、「オイスカの活動は、先人たちが築いた信頼を損なうことなく次世代へと継承していく使命がある。“世界の空は一つ、人類は皆、家族”という理念のもと、助け合いと協働の精神でより良い未来を築きたい」と述べ、持続可能な国際社会への展望を示した。

式典では、10年から50年にわたり活動を支えてきた継続会員への表彰も行われ、地域とともに歩んできた軌跡を振り返った。

講演の部では、台北駐大阪経済文化弁事処の沈家銘副領事が登壇し、「持続可能な開発と世界平和—台湾の国際開発協力」をテーマに講演。台湾の国際支援政策と地域協力の最新動向を紹介し、会場は熱心に耳を傾けた。

その後の懇親会では、出席者が互いの交流を深めつつ、森林保全活動や人材育成への意識を新たにした。地域の現場から世界へと広がるオイスカのネットワークが、あらためてその存在意義を印象づける場となった。

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