【広域DX】中讃広域圏とPolimillが協定締結 行政向け生成AI「QommonsAI」を活用し「専用AI」開発へ

香川県・中讃広域圏の2市3町(丸亀市・善通寺市・琴平町・多度津町・まんのう町)および中讃広域行政事務組合は、Polimill株式会社と「生成AIの利活用による中讃広域圏DX推進に関する連携協定」を締結した。複数の自治体が広域行政事務組合とともに同時に協定を結ぶ取り組みは、全国的にも珍しい先進的な事例となる。

■ 協定締結の背景 中讃広域圏は2024年8月、「人が主役のDX推進」を掲げた協働宣言を全国に先駆けて発表。急速に進む人口減少や公務員の担い手不足といった「2040年問題」に直面する中、単独自治体の枠組みを超えた広域連携による行政サービスの維持・向上を目指している。

今回の協定は同宣言を具体化するアクションであり、行政支援生成AIサービス「QommonsAI(コモンズAI)」を展開するPolimillとタッグを組むことで、業務効率化や住民サービスの向上、地域課題の即時解決を推進する。

■ 主な連携事項 両者は今後、主に以下の4分野で協力して取り組む。

  1. 職員の能力・実践力向上:スキル習得や意識改革を含む生成AIの利活用能力の向上

  2. 地域課題の解決:中讃エリア特有の課題に対する実践的な活用策の模索

  3. 「専用AI」の共同開発:自治体実務に即したAIツールの現場共創

  4. DX推進の加速:広域圏全体のDXを推進する各種活動の展開

■ 協定式と今後の展開 2026年7月31日に行われた協定締結式には各市町長が出席。式典後には首長向けの講演や意見交換会が実施され、トップのコミットメントの重要性や人材不足時代における生成AIの役割について議論が交わされた。

具体的な取り組みの第1弾として、2026年秋頃に市町職員を対象とした「合宿型」の生成AI活用研修を予定している。単なる座学にとどまらず、現場課題の解決に向けた実践的なカリキュラムを展開する方針だ。

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