【新店キャッチ】高松に、イタリア料理の新境地をひらくレストランがオープン「ノッキングキッチン」

イタリア料理の進化がうかがえる気鋭のレストラン「ノッキングキッチン」(香川県高松市藤塚町3-5-19 1F)が7月1日、高松市内にオープンしました。

四国の素材にこだわり、「100年後に残る郷土料理」がコンセプト。時代に合わせて新しい手法や素材を取り入れ、それを積み重ねて次の世代につなぐ一皿を生みだします。

美食家や一流料理人からも一目置かれる存在。ノッキングキッチンが表現する美味を求めて、東京から訪れるファンもいます。

シェフ自ら四国の生産者のもとを訪ね、確かな素材を吟味する。

まず試してほしいのが、「自家製モルタデッラと熟成生ハムの盛り合わせ」(1000円)。新時代の熟成促進装置「エイジングブースター」を導入することで、生ハムの旨みを凝縮させ、まろやかな口当たりを実現しました。熟成の新たな可能性を、五感で愉しめます。

素材のこだわりをシンプルに味わうなら、野菜を野菜で食べる「バーニャカウダ」(1320円)がおすすめ。焼き茄子やニンニクを基本に、アンチョビとオイルを合わせた野菜のディップを絡めて。

口にすると、四国野菜の力強い風味に圧倒されることでしょう。

みずみずしい旬の野菜がたっぷり。2〜3人のシェアにちょうどいいです。焼き茄子のソースもすごく合います!

続いてのひと皿は、「四万十鶏の炭火仕上げ」(1400円)。周りはパリッと香ばしく、中はジューシーな潤いをキープ。噛めば噛むほど旨みがあふれ出ます。香川本鷹の青唐辛子を使った自家製ホットソースにも感銘。唐辛子の概念が変わるおいしさです。

良質な四万十の水で育った鶏。藁焼きの風味が芳ばしい。

小川 翼シェフは元スポーツトレーナー。五輪選手らトップアスリートを支えるうち、食育の大切さを実感したそう。そして料理の世界へ。人気イタリア料理店で研鑽を積みました。

右:小川シェフ。

本格的な料理こそ、「お子様連れで気兼ねなく」と小川さん。

ケチャップやウスターソースから自家製にこだわるのは、四国の生産者への敬意と、食育への想い。料理の新境地をひらく一皿を、大切な人と心ゆくまで堪能してほしい。

リゾットもピザもすべて最高においしかったです。ごちそうさまでした。

ディナー17時~22時(L.O.21時)、日曜のディナーは20時まで(L.O.19時)。8月よりランチがスタートするそうですよ!11時~14時半(L.O.14時)水曜定休。28席。駐車場なし。

金~日曜は店先に四国食材の販売「のっきんどんや」がオープン。レストランでも使用している野菜や魚を販売しています。一見さん歓迎!とのことですよ。

Knocking kitchen(ノッキングキッチン)  高松市藤塚町3-5-19 1F   Tel 087-837-8181

 

タイトルとURLをコピーしました