10月22日から就航しているジャンボフェリー(株)(兵庫県 山神正義社長)の新船あおい。
就航に先立っての内覧会は神戸、小豆島、高松の3ヶ所でおこなわれた。訪れた近隣の人及び輸送、観光関係者らで賑わい、関心の高さがうかがえた。 バルコニー付き個室等のプレミア席は既に予約も多く入っている様子だ。
小豆島に就航するフェリーとしては最大で、2011年に16年ぶりに再就航して以来、島の観光と産業の足も担ってきた。
新船は、島を象徴するオリーブ、醤、石、棚田の4つがデザインのモチーフになっており、4回のテラスには、土庄町、小豆島町の2町とその議会、そして港のある坂手自治会から贈られたオリーブの木が飾られている。
船内に入ると入口にはQRスマート乗船システムによる改札口が設けられ、棚田をイメージした開放的なエントランスに繋がっている。
客室は、プレミア席、自由席、ペット専用、大型車のドライバー専用の4つのエリアに分けられ各エリアもQRゲートで管理されている。入退出は個人のスマホで簡単に操作できる。
ポストコロナの時代にマッチした最新の管理とゆったりくつろげるラグジュアリーな空間は瀬戸内海の旅を満喫できるだけでなく、新しい旅の価値を見いだせることができる。