香川県は、これまで話題のヒット商品を生み出してきた「かがわ県産品コンクール」にて、令和4年度の入賞産品が決定。9月27日、県庁にて表彰式が開催された。
同コンクールは、県内事業者の香川ならではの商品開発を促進するとともに、全国に展開できる県産品の掘り起こしを行って、各種メディアや県内外のイベント等で広くPRし、販路拡大の支援を行っている。平成15年度から実施しており、今回が20回目の開催となる。
今年度は、4月25日〜6月30日を募集期間とし、応募数は111点となった。
知事賞(最優秀賞)は次の通り。
食品部門:㈱おがた食研(坂出市)「薫る 骨付鳥」、菓子・スイーツ部門:農事組合法人東山産業(三木町)「エッグベリー・フィナンシェ」、一般部門:㈲丸高製帽所(観音寺市)「むぎ漆ぼうし」、オリーブ部門:㈱松風庵かねすえ(高松市)「オリーブ実」。
「うどん県。それだけじゃない香川県(優秀賞)」は次の通り。 食品部門:デルカフェ(高松市)「さぬき逸品ハンバーグ缶」、菓子・スイーツ部門:直島ガーデン㈱(直島町)「直島ジェラート」、一般部門:㈲平井石産(坂出市)「サヌカイト風鈴」、オリーブ部門:㈱夢菓房たから(高松市)「讃岐のオリーブ新漬けおこわ」。
佃昌道審査委員長は「味や商品の品質はもとより、パッケージデザインやストーリー性ある商品も多く見受けられた。今後も優れた特色ある商品開発に取り組まれ、産業振興やイメージアップにつなげていただきたい」と期待を寄せた。
入賞産品はかがわ県産品コンクール20周年記念PRパンフレットに掲載されるとともに、20年間の入賞産品を集めた記念PR販売フェアにて販売される。