□■ 香川新名物8景〜工芸と産業をめぐるツーリズム〜 ■□
香川の風土や古くから続く文化的背景から生まれた伝統的工芸品や地場産業は、実に多彩な様相を見せる。ここに藤巻百貨店がこれまで培ってきたアイデアや知見をミックスすることで、これまでにない革新的なアイテムが誕生した。そこに藤巻百貨店の目利きでセレクトした逸品も加えて、8つの「新名物」と銘打ちリリース。伝統と革新が織りなす香川発の魅力的なライフスタイルアイテムで、日々の暮らしにちょっとした豊かさを提供する企画展が開催されている。
◆特集公開日:2022年11月16日(水)
◆テーマ:香川新名物8景 〜工芸と産業をめぐるツーリズム〜
◆参加企業:8企業
◆品数:全20品
◆特集URL: https://fujimaki-select.com/ext/kagawa/2022/index.html
□■ 参加企業(8社)■□
知られざる香川の漆器
さぬきうるし Sinra
商品名:【さぬきうるしSinra】<香川漆器>象谷石粉塗フリーカップ
価格:20,000円(税抜) 22,000円(税込)
商品URL: https://fujimaki-select.com/item/471_0007.html
実は香川は漆芸の人間国宝を6人も輩出している名産地。連綿と受け継がれてきた5つの技法をもとに、他の地域に負けない特色を持った漆器を作り出している。さぬきうるし Sinra(シンラ)はより生活に寄り添った漆アイテムを製作している工房で、藤巻百貨店と共同で富士山と月をモチーフにした漆のカップを開発した。香川の漆の技術が冴わたる特別な逸品。
小さな惑星の製作体験
讃岐かがり手まり保存会
商品名:【讃岐かがり手まり保存会】手まり制作キットPlanet Series
価格: 3,500円(税抜) 3,850円(税込)〜
商品URL:https://fujimaki-select.com/item/471_0001.html
日本で古くから伝わる遊び道具「手まり」。江戸時代には「讃岐三白」と呼ばれるほど、砂糖・塩とともに木綿の生産が盛んであり、木綿の糸を生かした手まりが庶民の間で作られてきた。讃岐かがり手まり保存会は手まりの普及に努める団体で、今回はこの手まりを惑星に見立てた「プラネットシリーズ」を新たに製作。
日本一の手袋の街から
平田商店
商品名:【平田商店】WATCH GLOVE
価格:13,500円(税抜)14,850円(税込)
商品URL:https://fujimaki-select.com/item/471_0002.html
香川県東かがわ市は日本の手袋の9割を作っている手袋産業の集積地。平田商店は、ドレスの革手袋を得意とする小さな工房で、その技術の高さから多くの有名ブランドから製作を任されている。今回はシープレザーのメンズ手袋を「腕時計が隠れない」仕様で別注。ビジネスシーンの手元をエレガントに演出する。
類まれな木工“肥松”
クラフト・アリオカ
商品名:【クラフト・アリオカ】<肥松>木工盃
価格:8,000円(税抜)8,800円(税込)~
商品URL: https://fujimaki-select.com/item/471_0005.html
樹齢300年以上の松の木の中心部分からとれる材を使う「肥松」は、木の器とは思えないほどしっとりとした質感と、年月を経るごとに深い飴色の経年変化が特徴の木工品。この貴重な肥松を使ったアイテムを得意とするクラフト・アリオカに、小さな2種類の酒器を別注した。使っては磨き、深まっていく肥松は、100年後も伝えていきたい魅力を備えている。
ゆるさが愛しい招き猫
張子工房ウスイ
商品名:【張子工房ウスイ】<高松張子>日本猫シリーズ
価格:2,200円(税抜) 2,420円(税込)
商品URL: https://fujimaki-select.com/item/471_0003.html
伝統的な置物として親しまれる高松張子は、今の目で見るとまさに「カワイイ」のど真ん中。その中でも特にキュートな張子を作る張子工房ウスイに「日本猫」シリーズの招き猫を別注した。三毛、黒、白、トラの4匹は、それぞれ個性がある面立ちで猫好きにはたまらないかわいらしさ。来福の象徴や商売繁盛のお守りとして使っていただきたい逸品。
新世代の“桶”職人
谷川木工芸
商品名:【谷川木工芸】讃岐弁
価格:9,000円(税抜) 9,900円(税込)~
商品URL: https://fujimaki-select.com/item/471_0006.html
日本中で激減している桶職人の中で「現代に合う桶」を追求しているのが谷川木工芸。3代目の谷川清さんが生み出した桶の弁当箱「讃岐弁」は木の弁当箱ファンから歓迎され、メデイアにもたびたび取り上げられた。今回はさらに「レンジが使える弁当箱」に進化し、桶の可能性をさらに広げている。
肌着の革新者
ラモナー
商品名:【LAMONA】紳士インナー
価格:1,800円(税抜) 1,980円(税込)
商品URL: https://fujimaki-select.com/item/471_0008.html
香川県宇多津町のストッキングメーカー、ラモナーは、そのストッキング製造技術を応用した肌着を作り、ストレッチ性や着心地で評判を得ている。今回はシャツの下に着るのにぴったりなメンズの冬インナーを共同開発。吸湿発熱で暖かさと抜群の着心地で、高機能インナー市場に一石を投じる。
うちわの一大名産地
四国団扇
商品名:【四国団扇】<fusendo>富士山うちわ
価格:2,200円(税抜)~ 2,420円(税込)~
商品URL: https://fujimaki-select.com/item/471_0004.html
香川県の丸亀市は、実は日本のうちわの9割を作っている知られざるうちわの名産地。そのルーツは江戸時代までさかのぼり、伝統的なうちわ作りの技術を今に伝えている。うちわはあおぐのみならず、飾っても素敵なもの。めでたい富士山柄のうちわを使った、いわれとともに飾る楽しみを伝授する。
『株式会社caramo(カラモ)』について
「藤巻百貨店」の運営会社。代表取締役社長である中村亮は故・藤巻幸大氏と共に藤巻百貨店を二人三脚で立ち上げ。「日々の暮らしにちょっとした豊かさを」をスローガンに掲げ、お客様の「新しい満足と価値」を創出していく。社名は「お客様からも、職人さんたちからも、世界中からも愛される会社を目指す」という自身のあり方から由来し、顧客満足度の高いサービス創りを目指して進化し続けていく。本年10周年を迎え、ブランド数520以上・アイテム数2,200以上の国内最大級の日本の職人・クリエイターの商品を扱うECサービスを展開。
藤巻百貨店:https://fujimaki-select.com
企業サイト:http://www.caramo.jp
『一般財団法人かがわ県産品振興機構』について行政、生産事業者、流通販売事業者、産業支援機関など香川県の県産品の振興にかかわる者が一致協力し、民間のノウハウを取り入れながら、農林水産物、その加工食品、伝統的工芸品、地場産業産品など幅広い県産品を対象として、その販路拡大や情報発信等に関する事業を行い、香川県の産業振興と活力ある地域社会の形成に寄与するために平成25年に設立。県産品の販路拡大や情報発信等のための各種事業の推進母体として機能し、相乗効果を発揮しながら、香川県とともに車の両輪となって、県産品振興を推進する。
香川の県産品情報サイト「LOVEさぬきさん」:https://www.kensanpin.org/
『香川県』について
香川県は四国の北東に位置する日本一小さな県。温暖な気候と瀬戸内の島々が連なる美しい風景が一大特徴であり、それらを要因とするさまざまな農産物や食文化、固有の文化芸術が育まれてきた。気候を活かしたオリーブやキウイなどの農産物や、和三盆の生産が盛んで、またなんといっても人口あたりのうどん店の数や支出金額が日本一の自他ともに認める「うどん県」である。香川は「アート県」とも言われ、丹下健三が設計した1958年竣工の香川県庁舎(現在の香川県庁東館)は著名な芸術家やデザイナー、地元の職人等が携わった庁舎建築の名作として名高く、2022年には国の重要文化財に指定された。2010年からは瀬戸内の島々を舞台に3年に1度「瀬戸内国際芸術祭」を開催。国内外から高く評価され、多くの来場者を迎えている。アート分野だけではなく、江戸時代から続く歴史に根ざした工芸品や、地場産品もまたユニークなデザイン性と実用性を備えており、日常を彩る香川のライフスタイルアイテムに注目が集まっている。