【火災予防】ミス・アース・ジャパン香川代表 加藤理子さんが一日消防署長に

世界四大ミスコンのひとつ、「ミス・アース」の日本大会において、香川代表では初となる4位に入賞した加藤理子さん(2022ミス・ファイヤー・ジャパン)が12月27日、高松市南消防署の一日消防署長に委嘱された。年末年始に増加する火災の予防を呼びかけるもので、ミス・アース・ジャパン香川代表が同役を務めるのは初。

同署でおこなわれた委嘱式では、岸本行博署長が加藤さんへ委嘱状を手渡しし、加藤さんは「住宅用火災警報器の普及啓発のお手伝いができれば」とあいさつした。

その後、同署敷地内で実際の住宅火災を想定した消防訓練や救助訓練の様子を点検した加藤さんは、「息の合った訓練を見させて頂いた。お体に気をつけて頑張ってください」とエールを送り、ゆめタウン高松へ移動。高松地区防火安全協会マスコットキャラクターの「けすにゃん」とともに、買い物客らへ住宅用火災警報器の設置・点検を促すリーフレットを配布した。

およそ3時間の行事を終え、岸本署長は「一日消防署長として、住民の安心と安全を守るという強い責任感が伝わってきた」と加藤さんを講評。大役を務め上げた加藤さんも、安堵の表情を浮かべていた。

総務省消防庁の調べによると、住宅用火災警報器を適切に設置することで、最大約50%の被害が減少するといわれている。ミス・アース・ジャパン香川大会の主催者として、今回の行事を後援した㈱エルネストJAPAN永原いさよ代表取締役「加藤さんが香川代表として初入賞したタイミングで、“救える命を救いたい”という消防署からの話があり、今回の委嘱に至った。ミス・アース・ジャパン香川代表は、これからも地元、香川に貢献する活動を続けていく」と今後の展望を述べた。

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