無審査・無償の大規模展示会 高松市美術館で8日から

cocokara japan ART(田尾京子代表)が主催する「第4回想いをカタチに今できること 美術公募展2023」が、12月8日(金)〜10日(日)にかけて高松市美術館(高松市紺屋町10−4)2階企画展示室で開催される。

かつて芸術の都パリで生まれた、無審査・無償を原則とする美術展「アンデパンダン展」のように、アーティストたちが自主的に作品を発表し、来場者が審査を行う画期的な公募展として、2020年に香川の地で始まった同展。

日本で最も面積の小さな県である香川県に、全国から集まった日本画・洋画・彫刻(立体表現)・書道・工芸・写真作品等が一堂に展示される大規模展示会だ。

第4回となる今年は、香川県文化会館から高松市美術館へと会場を変更。より広く、自由な表現が可能な空間で、未来の創作者たちの飛躍を目の当たりにすることができる。

審査員による審査は存在しないが、来場者が心に響いた作品に投票するオーディエンス投票制度を設けている点も大きな魅力の一つだろう。

さらに来場者がよりアートを楽しみ、アーティストとの触れ合いの場が持てるようにと、今年は臨床美術・己書・点描画曼荼羅・篆刻・デニム書・パステル曼荼羅・アクリル画・サンキャッチャー等のワークショップを開催。

例年と同様に、アーティストによるパフォーマンスも予定され、これまで以上の盛り上がりが期待される。12月9日(土)、10日(日)のパフォーマンススケジュールは下記の通り。

・12月9日(土)11:00~/書道家:Hiro(河内裕美)(広島県出身)、14:00〜/書道家:岩尾諭志(宮崎県出身)

・12月10日(日)11:00~/クリスタルボウル演奏者:樟宮優有(香川県出身)

入場無料。問合せはcocokara Japan ART事務局☎087−841−4013

※写真はすべて昨年のもの

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