【2024年2月23日】「一日一斉おもてなし遍路道ウォーク」 四国の遍路道を歩いて、遍路道の整備状況を点検

2016年、NPO法人遍路とおもてなしのネットワークの主催により、香川県内でスタートした、一日一斉おもてなし遍路道ウォーク

同イベントは、歩き遍路道を一日一斉に手分けして歩き、参加者が危険箇所や設備の整備状況をチェックし、遍路道の改善につなげていくことが狙い。また、多くの市民が一斉に遍路道を歩くことで、四国遍路への関心を高め、世界遺産登録の機運醸成を図る狙いもある。

翌年度以降は四国4県に拡大し、今年2月に開催した第8回ウォークでは、前年度の1,138名から大きく増え、遍路道点検とお接待参加あわせて5,327名が参加する一大イベントとして盛況のなか終えた。

主催のNPO法人遍路とおもてなしのネットワーク(半井真司理事長)では、「1万人プロジェクト」と題して今年度も開催を決定。参加者募集をスタートしている。

先ごろ半井理事長、共催の四国経済連合会 佐伯勇人会長(四国電力会長、四国遍路世界遺産登録推進協議会会長)、四国家サポーターズクラブ 内田謙介共同代表(日本郵便四国支社支社長)が会見に臨み、開催概要と遍路道ウォークへの想いを語った。

開催は2024年2月23日(金祝)9時〜16時。1月31日まで受け付けるが、安全面を考慮し1万人を突破した時点で締め切る考え。
参加は、公式サイト上でのみ受付中。遍路道点検参加希望者は、遍路点検マップから参加希望区間を決め、参加人数を確定し県別申込フォームから申し込みのこと。お接待参加の場合、遍路点検マップの遍路道沿いでお接待する場所を探し、本人が使用許可を取った上で、お接待申込みフォームから申し込むこと。
約1,200kmある遍路道を、105の区間に分けており、1区間は約10km。
参加無料で、参加者にはタオルマフラーを贈る。
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